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  1. ぜぶら (04-12)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

11-04-2007 / Wednesday [長年日記]

_ 今日の朝日新聞の朝刊の投書欄の筆頭記事、瞠目に値する内容。内容は、民法772条改正案について。戸籍を持たないこどもが生まれてはならぬよう、「離婚300日問題」を改正しようとする動きがあるようだが、そもそも、離婚後間もない女性が前夫以外の子を妊娠するようなことが軽はずみな行為、性道徳を高める必要があるという内容。この投書の主は、30歳の主婦。若い‥のに、古い。家庭内の性道徳を高める。もっともな意見である。そして女は、離婚したのちも、自由な性行為を前夫によって規制されるのか。。模範的妻はかく考えるべしなのか。なるほど。男は離婚した翌日から自由に性行為に従事してもよいのだろうな、きっと。なにがどうとははっきりと言えないけれど、印象的な投書。

_ 科研、当たった♪ わーい♪ この調子で、つぎの助成金も当てるつもりで書類を書こう。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ ぜぶら [科研費当たった。おめでとう! 宴しましょうよ〜。 朝日の投書欄て、時々すごいのありますよ。 私はあの法律は前から変..]


10-04-2007 / Tuesday [長年日記]

_ 最近、朝日新聞に、内田先生がよく登場されるなあ。

朝日新聞、4月1日から変わったということになっているが、年々、つまらなさ度が上昇している。インターネットのサイト、無料ではあるが登録しないと読めない仕掛けも導入されている。なんだこれは。

_ 某大学の事件。うーむ、大学を留年するということ、あるいは学生を留年させるということは、いったいどんな意味をもつことなのだろうかと考えたり。不幸な事件だと思う。学生さんにとって。

_ 身辺整理。

_ 話題の「考える人」の今月号。表紙写真の本棚にある山田稔の本は、全部、うちにあるなあとか思うだけで、中身はまだ読んでいない。山田先生のところだけ、読んだ。わたしはサマセット=モームが好きなんです。だからシンガポールが好きだと言って憚らないのであるが(ラッフルズ・ホテルには一度泊まってみたいと思ってるんだけど、嘘みたいに宿泊費が高い)、これは菊池寛が好きだと言っているのとおなじなのだろうか。大衆小説好きなのかなということ。菊池寛と芥川龍之介の友情を考えるだに、サマセット=モームの友だちは誰だったのだろうと考える。勝手にゴーギャンと信じ込んでいたが、小説の題材として登場させた以上に、交友関係はない。教養小説が好きなのかなあと自問したり。好きなのだろうと思う。井上靖とか、好きだものなあ。赤毛のアンも、秘密の花園も、教養小説ですね。トム・ソーヤーも、ほとんど暗記するほどに毎日読んでいたわたしである。なぜ、キリスト教に改宗しなかったのか、謎なくらいに、教訓小説も好きだった。だから今でも、教訓を垂れるのが好きなのかどうかは別として、今はなにも起こらない小説(by 山田稔)しか読まなくなった。なのに、昨今の小説は一切読まず、読まず嫌いも甚だしい。テレビに出ている人がだれだかわからなくなってから、テレビはNHKしか見なくなった。小説を書いている人がだれだかわからなくなってからは、週刊文春しか読まなくなった。ある意味、わかりやすい。好きな短編集:川端康成「掌の小説」、サリンジャー「フラニーとゾーイー」、シュティフター「石さまざま」、内田百閒「長春香」(小説じゃないけど)、志賀直哉「小僧の神様」が入っていればなんでも。フラニーは、永遠のthe Book。


05-04-2007 / Thursday [長年日記]

_ 教務がすごい凡ミスをしてくれて、えらいことになった。こんなミス、どうやったらできるんだろう?たぶん、わたしには、辞退する権利がある。


03-04-2007 / Tuesday [長年日記]

_ 人に道を聞かれやすい顔をしているのだろうか。道を尋ねるひと二様。大体、二週間に一回は、道を聞かれる。午前中は、構内にて「湯川秀樹記念センターはどこですか?」と、初老の上品そうなご夫婦に聞かれる。恥ずかしながら知りませんでしたので、ちょうど時計台前だったということもあって、インフォメーションセンターをお教えする。夕方、日が暮れる前に高瀬川の一之船入あたりの桜をみて、久しぶりにキルフェボンでお茶でもしようと歩いていた。桜、きれい、川の水色、春の色とか風流な雰囲気に浸っていたら、突然、目の前に二人組の男女が現れる。男、場末のストリップ劇場の司会みたいなチェックのブレザーに、とれかかったアイパー(どんな髪型かほんとはしらないけど、そんなかんじのパーマがかかっていた)、ひげのそり跡が青い。女、髪型は下妻物語の深田某女のごとし、うそものピンクハウス風のフリル服。女の方が背が高い。ふたりとも確実に年齢はわたしよりはるかに上に見える。をを、春だからみんな楽しそうだな、なんて思って普通に通り過ぎようとしたら、男が呼び止める。「あのう、このあたりはホテル街なのですか?」。わたし「ええっ、ええっ?」女「わたしたち、ホテルにいきたいんです」。わたし「や、ああ、ここはホテル街といえばそうですし、違うといえばちがいますし。。(オークラホテルもロイヤルホテルも☆付きの立派なホテル。いや、そういうホテルとは違うのを探しているのだろうか?答えに窮するわたし)」。男「ぼくたち、ラブホテルをさがしているんですよ。どこかおすすめのところはありませんか?」。わたし、一瞬、絶句。凍り付く。のち、深呼吸して丹田に力を入れつつ、「や、や、そ、そですね、お、岡崎とかそのへんとちがいますか。もうちょっと上がってから信号を右に折れて、橋を渡ってずーっと歩いていかはったらええのとちがいますか」と、やっと喋りきる。男女「ありがとうございますー☆はっぴー☆」。プーマみたいなボストンバッグの持ち手をふたりなかよく一つずつもって、男女、通り過ぎる。

昼間からラブホテルにいくのはいいとしても、道順を人に聞くか?しかもこのわたしに!わたしは、その手の道案内もできそうな顔をしていたのだろうか?岡崎にラブホテルがあるのかどうかはよく知らないけど、なんかあのへんにたくさんあるということを耳学問で知っている。というか、わたしはラブホテルって、行ったことがないのだ。相手がいつも年上だからなのかもしれないけど、いや、それは関係ないな、家か星付きホテルしか知らんのだ。後学のために昼間、自転車で探索しに行ってみよう。またいつだれに道をきかれるかわからないし。というか、強烈な印象を残したふたりのおかげで、わたしは呆然としたまま歩き続け、キルフェボンを通り過ぎてしまった。なにか得体の知れない新種の蛾の鱗粉を浴びてしまったような毒気に当てられ、上島珈琲でコーヒーを飲んで、さっき起きたことを反芻。さらに気分が悪化してきた。でも世の中って、おもしろいね。今日のわたしの服装は、湯川秀樹記念センターのことを絶対にしっていそうにみえるきちんとした格好だと、そのときは思ったのだけど、凸凹ラブホテル事情に精通していそうな雰囲気が醸し出されていたのだろうか。大きな声で、わぁーーーーっと叫んで、駆け出したい気分だよ。

_ 身辺整理。書き物。ヨガ。打ち合わせ。ああ、なんだかなー。そんなんこというんやったら、わたしを採用してからにしてくれ。と、ふつうに思うわよ。


01-04-2007 / Sunday [長年日記]

_ 生きてるのが苦痛。

_ 身辺整理。書き物。

_ 朝、きちんとヨガ。今日は久しぶりに教則本を見ながらポーズの確認など。

_ 原稿、進まず。

_ 息抜きに、「かもめ食堂」を観ながら昼食。小林聡美が美しい。


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