_ 雨の中、うろうろ。朝、大阪へ出てから、ローラで直しを頼んでいたワンピースをピックアップ。今日のコーディネートをほめられる。いや、お姉さんもとても素敵だった。あと20キロ細かったら、そんな服装をしてみたいよと思った。女子は着せ替えごっこが好きなのだな。
来週に迫った某行事の材料を100円ショップで大量購入。ほかいろいろ。財布が空っぽになる。来週からの出張、早速に、当てたばかりのほやほや科研で行くことになったので、書類を5分で書き、提出。某遺児募金に振り込み。チケットピックアップして郵便局でまたお金をおろす。シティバンク分を足す。郵貯カードでシティバンクが使えるのである。便利。
_ 日本の民主主義。アジアの人になんて説明してよいのか悩む。長崎市長の無念さを思う。防衛庁が省になるというニュースを聞いたのは、某国の語学の先生から。先生はものすごく怒っていた。その怒りに対して、わたしは言うべき言葉がなにも見つからなかった。日本は民主主義国家ではないのかとも言われた。戦争に負けて、それでも立派に経済成長を遂げて、国際的に信用される国になったのも、軍を持たないからではないかとも言われた。アジア人からそのように問いつめられることがそれまでなかったから、戦争のない国に生まれ育ったことを改めて考えることもなかったのかもしれない、それまでは。世界でも希有の平和のようなものが保たれてきた誇りもなにもなくなってしまうのだろうかね。。その上、九条まで改憲されたら、わたしはアジアの人に対して、なんと申し開きをすればよいのか。ライフルを持った軍の人に、職務質問されたことのない日本の政治家にはわからんだろうなー。女が自転車に乗っているだけで、「パスポートを見せろ」なんて聞く国があるのだ。憲法が改正されて、次は銃刀法が改正されたりなんかするんじゃないかと、恐ろしくなる。そんなことになるはずはないのだけど、怖いなあ。。
_ イエスとか仏陀とか宗教人の寛容さがあればなあと思う。わたしは寛容ではないのだ。宗教を持つべきか。
_ アメリカ。怖い。大学で勉強するのも命がけなのか。。かなしいなあ。アメリカには行ったことがない。行こうと思ったことも、少なくとも21世紀になってからはないように思う。アメリカの飛行機に乗ったこともない。ハンバーガーも年に1回くらいしか食べない。アメリカンコーヒーはきらいだ。アメリカ映画もほとんどみない。アメリカの小説も、最近はほとんど読まない。アメリカ。かつてはわたしの心をとらえて放さなかった国。かの国はどうなるのだろう。
_ 女性研究者支援センターが開所したというお知らせ。(結婚している+子どもがいる+定職がある)女性研究者のための組織みたいだな。(おそらくずっと独身+こどもなし+定職なし)の研究職に結婚とか養子縁組とか就職の斡旋をしてくれるくらいであったら、素晴らしいのかもしれない。しかもセンター長、男性。このあたりになにかすべて中途半端さが表出しているような気がする。別に男のセンター長でもいいんだけど、潜在的に女の就職口をひとつ減らしていることに気がつかんのだろうな。と、毒キノコでも食べたようにブラックな気分がする。
_ 諸般の事情があって(わたしのneonを母が使いやすいと言ったから4月15日はneon記念日)、携帯電話を買い換える。今、mediaskin。メディアスキン、iPodよりちょっとちっちゃい感じでとても軽快。携帯電話を持っているというストレスは、少なくとも緩和される。
_ すんごい鬱。もういや。
_ そういや、こないだ上野千鶴子の「スカートの下の劇場」をぱらぱらと読み返していて思ったのだが、アクセサリも一種の、パンツですな。内側に装着するか外に見えるように装着するかの違いはあるけれど、女の人がきれいな肌着類を収集する理由として、だれかに見せるためではなく、単に自分が気持ちいいから(こんなにかわいいパンツを穿いているわたしなど)という理由がある。上野千鶴子はそのように書いているのだが、わたしもそう思いますね、断然。男どもはパンツなど凝視しないのではないか(それが趣味である場合を除いて)。わたしは靴下収集家でもあったので、何足も「勝負靴下」を持っていた時代がある(なんじゃそりゃ、ですね)。男どもは、「今日の靴下、かわいいね」とは言ったが(同様に、今日のイヤリング、かわいいね、とも言われたことがあったなそういえば)、以下略。イヤリングとかその他の装身具は、別に見せびらかすためではないのだと思う。自分にとっては、お守りとか験担ぎに近い。
_ 三月書房のブログで紹介されていたので、タワーレコードで「fado」というタイトルの、なんと10枚組1200円とかのCDを買う。す、すごい。安すぎる。というか、他のCDが高すぎるのか。FADOを聞かせるようなお店って、凸凹にないのかな。ポルトガルに行ってみたい。
_ ついにステレオがだめになった。CDプレーヤーが、CDを認識しなくなった。それまでは原始的に、叩いたり小突いたり、なだめすかして音を鳴らせていたのだが、もうだめらしい。ステレオを捨てて、もっと小さいのを買うか、どうか。。悩ましいけど、わたし、ステレオ派だからなあ。音が空気に広がる雰囲気を楽しみたいから、悩ましい。
_ 梅田の阪神百貨店に、cocotierという名前のアクセサリーやがある。1階のハンカチ売り場のねき。わたしはここのアクセサリーがとにかく好きなのだ。かわいい。そして不思議な魅力がある。神戸の工房で作られているというベネチアングラスを素材とするものが中心。こないだローラにワンピースを買いに行った帰りに立ち寄ったところ、ちょっとぶりっことちゃうかと思うくらいにかわいいイヤリングがあった。買う。もうお金もないのにこんな衝動買いはいけないのだけど。四条の大丸に去年あたりまであったフランスのアクセサリやは、もう撤退してしまったらしい。その跡に入ったのもやはりフランスのお店。といっても若い人がアトリエでひとつずつ作るもの。わたしはここで、つやけし銅の、薄緑のさやにはいったエンドウをモチーフにしたネックレスを買った。これもほんとにかわいくて、上品で、ものすごく気に入っている。でも最近のわたしはなんだかぎすぎすしているから、やー、アクセサリで癒されるということもめっきりとなくなってしまっている。余裕を持たねば。余裕を持たねばと思いつつ、一日一日。
_ 一日中、サラダばかりを食べていた日だから4月14日はサラダ記念日だ。
_ 某さんと密会。わざわざ奥方に断りを入れてこられたのだとか。細かいこと、打ち合わせする。
_ 書類を書く合間にメールを送り、メールを送る間に書類を書く。もうわけがわからん。最初に科研がもらえるようになってから、10年間、ずっともらい続けている。ありがたいことだなあと思って、粛々とがんばる。
_ 来週からまた出張。教務の手違いで、前期におこなうはずの講義がなぜか後期に登録されていたという笑い話にもならないできごとがあり、ぽっかりと時間があいてしまった。とりあえず、短期で出張して、一旦帰国して、再度、出ることになる。この時期に出張するのは久しぶりのことなので、調子狂う。自分がかかわっているプロジェクト、ようやっとのこと、ほんとに動き始めた。まだよちよち歩きだが、このプロジェクトはたぶん、わたしにとっては大きな転換点になると思っている。焦らず、しかしいつも挑戦の態度で臨もうと思っている。