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  1. ね (07-21)
  2. ラギ (07-17)
  3. ね (07-08)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

08-07-2012 / Sunday [長年日記]

_ ぼくはうなぎね、わたしはたぬき、というような注文を蕎麦やなどですることがあったりするから、この人たちが実は人間で、ただ食べたいものがうなぎ丼(あるいはうなぎ蕎麦)だったりたぬき蕎麦だったりするだけだということは容易に察することができる。子どもは今は、うーたんぴんく病にかかっている(うーたん:子どもの自称)。自分の名前でさえ容易に発音することができない二歳児のくせに、なぜかピンクという発音は明瞭にできる様子。ピという両唇破裂音、ンという軟口蓋鼻音、クという軟口蓋破裂音が、この年代の幼児にも難なく発音できる音だということなのだろうか。とにかくですね、なにもかもピンクにしたいという強い願望があるようだ。それで毎朝、今日は保育園にどんな洋服を着ていくかを巡り、熾烈なバトルが展開するようになっている。

子どもはローズ系ピンクが好きらしい。しかし生憎、子どもが持っているローズ系ピンクの服は一枚だけで、それも首がのびのびに伸びきった無地のTシャツである(MUJIにあらず)。それを先週などは、3日間にわたって、毎日着ていった。つまり、保育園から帰宅すると、なにを置いてもそのTシャツだけをまず手洗いして干すことがわたしに課せられた急務であったということである。他にもピンク色の、あるいは桜色の、あるいは桃色の服がいくつかあるのだが、子どもは一切それらを容認せず、おなじピンクのTシャツだけを着たがる。図書館に行っても、ピンクの背表紙の絵本だけを借りようとしてきかない。内容とか以前にも読んだとか借りたとかは、もはやその絵本を借りない理由とはならないようである。とにかくピンク。食べ物もピンク。つまり、ピンク色に薄く染まった新ショウガ、魚肉ソーセージ、自家製イチゴジャム、イチゴヨーグルト。。毒々しいピンクは見向きもされないので、ピンクのでんぶやたらこふりかけは、まったく眼中にない。

せっかくの休日、子どもを連れて、ピンクの服の調達に出かけた。ピンクのTシャツと、ピンクのズボンをそれぞれ二枚ずつ。ピンクの背表紙の絵本を二冊。自己主張の強い子どもであるとはわかっていたのだが、なかなか最初から、がんばってくれていて、おかーちゃんは戦戦恐恐としています。明日も上下ピンクの服で保育園に行くらしく、枕元に自分でさっさと折りたたんだ服を置いていました。そのうち、ローズ色がはげてくんで、、と思っているんですが。。大丈夫かな。

_ ぼくはうなぎね、わたしはたぬき、というような注文を蕎麦やなどですることがあったりするから、この人たちが実は人間で、ただ食べたいものがうなぎ丼(あるいはうなぎ蕎麦)だったりたぬき蕎麦だったりするだけだということは容易に察することができる。子どもは今は、うーたんぴんく病にかかっている(うーたん:子どもの自称)。自分の名前でさえ容易に発音することができない二歳児のくせに、なぜかピンクという発音は明瞭にできる様子。なので、いつでもどこでも「うーたん、ぴんく!」となぜか元気に叫んでいる。ピという両唇破裂音、ンという軟口蓋鼻音、クという軟口蓋破裂音が、この年代の幼児にも難なく発音できる音だということなのだろうか。とにかくですね、なにもかもピンクにしたいという強い願望があるようだ。それで毎朝、今日は保育園にどんな洋服を着ていくかを巡り、熾烈なバトルが展開するようになっている。

子どもはローズ系ピンクが好きらしい。しかし生憎、子どもが持っているローズ系ピンクの服は一枚だけで、それも首がのびのびに伸びきった無地のTシャツである(MUJIにあらず)。それを先週などは、3日間にわたって、毎日着ていった。つまり、保育園から帰宅すると、なにを置いてもそのTシャツだけをまず手洗いして干すことがわたしに課せられた急務であったということである。他にもピンク色の、あるいは桜色の、あるいは桃色の服がいくつかあるのだが、子どもは一切それらを容認せず、おなじピンクのTシャツだけを着たがる。図書館に行っても、ピンクの背表紙の絵本だけを借りようとしてきかない。内容とか以前にも読んだとか借りたとかは、もはやその絵本を借りない理由とはならないようである。とにかくピンク。食べ物もピンク。つまり、ピンク色に薄く染まった新ショウガ、魚肉ソーセージ、自家製イチゴジャム、イチゴヨーグルト。。毒々しいピンクは見向きもされないので、ピンクのでんぶやたらこふりかけは、まったく眼中にない。

せっかくの休日、子どもを連れて、ピンクの服の調達に出かけた。ピンクのTシャツと、ピンクのズボンをそれぞれ二枚ずつ。ピンクの背表紙の絵本を二冊。自己主張の強い子どもであるとはわかっていたのだが、なかなか最初から、がんばってくれていて、おかーちゃんは戦戦恐恐としています。明日も上下ピンクの服で保育園に行くらしく、枕元に自分でさっさと折りたたんだ服を置いていました。そのうち、ローズ色がはげてくんで、、と思っているんですが。。大丈夫かな。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_  [なぜか、二回ずつ、入力されてしまい、しかも相変わらず、修正はできませーん。。 なんでやろうか。。]

_ ラギ [暑いですね~。 うちもそのころはピンク漬けでした。で、さかのぼるとわたしもなんでもかんでも「桃色」しか受け付けない時..]

_  [なるほど〜。誰でもきっと「ピンクの時代」があるんですね! 先日も、濃いピンク色のサンダルを買わされましたです。ズボン..]


07-07-2012 / Saturday [長年日記]

_ 保育園の玄関先に、大きな笹がふたつ立てられていて、ゲートのようになっている。大きい組の子らが書いた短冊を読んでいると、なかなかおもしろい。やっぱり、「仮面ライダーになりたい」とか「プリキュアになりたい」と書く子もおれば、自分でもうしっかり字を書いて、「やきゅうせんしゅなりたい」とか「さっかーせんしゅになりたい(これは女の子が書いていた)」というのもある。うちの子はちなみに、なにか願いごとはありますかときいてみると、「うーん、だんごむしさんにあいたい」と言っておりました。毎日、蚊に喰われながら、ダンゴムシさんの繁殖活動を観察して、自分ではようさわりませんので、わたしにさわらせておいて、「あ、丸くなった」などと観察結果を述べるのが好きなようです。先日は、雨の中、傘を差して道路の植栽の下に屈み込んでいたら、年配の方に声をかけられた。大学で幼児教育を研究されているとのことだったので、先生なのでしょう。現在執筆中の本の中で、参考写真に使いたいから写真を撮らせてほしいのですがいかがですかと頼まれた。了解して、またふたりで雨の日のダンゴムシさんの生態を観察した次第です。

子どもはダンゴムシも好きですが、やっぱり相変わらずフェイバリットはオオカミさんで、まだまだオオカミ問答は続いています。今日はオオカミさんと一緒に昼寝をして、カレーを食べたそうです。本当にオオカミさんが見えているのであれば、まあちょっと対策が必要かもしれませんが、そう考えて楽しんでいるだけなのであれば、別に心配する必要もないかと思っています。河合隼雄さんが子どものウソのことを書いておられましたね。もう昔に読んだので、また読み返したいなあ。

オオカミが出てくる本だと、「いやいやえん」が好きだなあ。あとはロッキー・チャックとかピーター・ラビットのオオカミどんですね。また図書館で借りて読んでみよう。

_ 保育園の玄関先に、大きな笹がふたつ立てられていて、ゲートのようになっている。大きい組の子らが書いた短冊を読んでいると、なかなかおもしろい。やっぱり、「仮面ライダーになりたい」とか「プリキュアになりたい」と書く子もおれば、自分でもうしっかり字を書いて、「やきゅうせんしゅなりたい」とか「さっかーせんしゅになりたい(これは女の子が書いていた)」というのもある。うちの子はちなみに、なにか願いごとはありますかときいてみると、「うーん、だんごむしさんにあいたい」と言っておりました。毎日、蚊に喰われながら、ダンゴムシさんの繁殖活動を観察して、自分ではようさわりませんので、わたしにさわらせておいて、「あ、丸くなった」などと観察結果を述べるのが好きなようです。先日は、雨の中、傘を差して道路の植栽の下に屈み込んでいたら、年配の方に声をかけられた。大学で幼児教育を研究されているとのことだったので、先生なのでしょう。現在執筆中の本の中で、参考写真に使いたいから写真を撮らせてほしいのですがいかがですかと頼まれた。了解して、またふたりで雨の日のダンゴムシさんの生態を観察した次第です。

子どもはダンゴムシも好きですが、やっぱり相変わらずフェイバリットはオオカミさんで、まだまだオオカミ問答は続いています。今日はオオカミさんと一緒に昼寝をして、カレーを食べたそうです。本当にオオカミさんが見えているのであれば、まあちょっと対策が必要かもしれませんが、そう考えて楽しんでいるだけなのであれば、別に心配する必要もないかと思っています。河合隼雄さんが子どものウソのことを書いておられましたね。もう昔に読んだので、また読み返したいなあ。

オオカミが出てくる本だと、「いやいやえん」が好きだなあ。あとはロッキー・チャックとかピーター・ラビットのオオカミどんですね。また図書館で借りて読んでみよう。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_  [テスト。]


01-07-2012 / Sunday [長年日記]

_ おはなし ぱちぱち/うれしい はなし/たのしい はなし、、、というようなアクションをみなでおこなってから、保育園では絵本を読んだり、紙芝居を読んだりしてもらっているらしい。少し前から、子どもが一人遊びをするときに、自分でそうやってぼそぼそと言ってから、絵本を読んでいた。今日はわたしに絵本を読んでくれるという。いつも読んでいる「パンやのくまさん」や「しろくまちゃんのホットケーキ」を持ってきて、さっそくその振り付けをやってくれる。ところがこれは向かい合った人もかならずしないといけない動作のようで、「ママもしてっ!」と早速、注意された。それで見真似でやってみたところ「ちがうー」とだめ出しを食らったりしてしまい、なかなか絵本を読んでもらえませんでした。。

態度を改め、子どもとまったくおなじ振り付けをして、ようやく合格。絵本を読んでもらえた。しかし、絵本は子どもが読むためわたしは表紙と裏表紙しか見えないし、天地逆さまでっせ。。というわけで、子どもが覚えている文や、好きな絵のページだけをうろ覚えふうに読んでもらいました。絵本を読み終えると子どもはすぐに眠りにつきました。自分で絵本を読んで自分で寝てしまう。なかなかよろしい、、、のだろうか。いやまあしかし、大きくなったんだなあーと、感慨深いものがありました。おしまい。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ラギ [おおー。まったく一緒だ。あの「お昼寝前紙芝居前のうた」は定番モノだったのですね。しらなかった。うちも、覚えさせられて..]

_  [そうなのですね〜!紙芝居前のうた(笑)は、やっぱり全国共通なんだ!わたしは毎回、いまだにだめ出しを食らっています(笑..]


29-06-2012 / Friday [長年日記]

_ ひっさしぶりに用事があって朝早い電車に乗った。いつものように、学生アルバイトの若者たちが、律儀に声を出し、真っ白な手袋をはめた指先で確認をして、乗客がすし詰めになった扉をこれまた白いスニーカーのつま先で押さえているのをぱっと離してドアを閉める。徐々に速度を上げる電車に向かって安全確認の緊張を解かずに注視し、車掌と敬礼を交わしてやっとほっと一息をつく。次の電車が車での短い間に、先輩アルバイトが新入りアルバイトに、いかにしてドアを閉める際に、靴先が挟まれないようにするかについての助言を与える。そんな様子を微笑ましい思いでじっと眺めておりました。若いっていいなあという思いもあるし、好きなアルバイトができてよかったねという気持ちもあるし、また全員とても品行方正な育ちのよい青年に見えたりするので、電車に乗るのってやっぱり楽しいよねと思ったりした。

先日の日曜日、我が家の鉄子さんは、えんじ色の電車とモノレールを乗り継いで、はじめて伊丹に飛行機を見に行った。展望デッキにたどり着くと、ちょうどピカチュウ機の搭乗が始まったばかりで、ボーディングブリッジを搭乗客がどんどん進んでいるのが見えた。その間にも、新しいボーイング787が到着したり、ボンバルディア機が離陸したり、空港はたいへん忙しい。母親がすっかり心奪われて、にわかカメラ小僧となってぱちぱち写真を撮っている間、乗り物オタクの子どもはいつのまにやら展望デッキ全体に配置されている高級生活用品および家具屋の中に入り込んでおり、しかもちゃっかりキッズコーナーで売られている、なにもこんなところで買わんでもええやんか的なこどもグッズをしっかりと握りしめていた模様。こどもを捜索に行って、渋面を隠しながら、バカ高いうさこちゃんの防犯グッズを買うことになってしまった。子どもを抱えてピカチュウ機の離陸を見に、慌ててデッキへ舞い戻り、興奮して眺めていたのだけど、子どもはすっかり疲れ果ててしまっていた。ハーブ園みたいなところでお弁当を無理矢理食べて、またモノレールに乗って帰途についた。一番後ろの車両にのったところ、モノレールはワンマンカーなので、車掌がいない。子どもも残念がっていたけれど、わたしもちょっとつまらない思いをした。

まあいろいろありますが、乗り物に乗るのはいつでもとても楽しいです。


28-06-2012 / Thursday [長年日記]

_ 今は昔、今や◎×大学の重鎮某氏、△◆大学の最重要人物某女史、×÷Σ大学の主柱たる第二某氏など、そうそうたる先輩方の末席で、某御大のκβα茫々論というゼミの末席を汚していたことがありました。その先輩の某女史から連絡が世紀末以来初めてあり、畏れ多い思いをしながら開封してみると、某所にて博士論文を書いている某国人博士学位候補者の博論の外部審査員をして欲しいという依頼でありました。もちろん恐悦至極に存じますが、其れがしは斯様な器ではござりませんとお詫び申し上げたのでありました。しかしひじょうにお世話になった先輩でもあったので、念のため、わたしの専攻の先輩にも相談してみて、もっとも適切な方をご紹介申し上げました。久しぶりの小僧仕事で、緊張しましたが、某国研究のうち、某分野に関しては、先陣研究者があまりにも偉大すぎて、後継者が育たなかったんじゃないかなと言う説があったりもします。まー、わかんないんですが、そんなことを思いがけず電話で長々と某先輩と語り合ったりしてしまいました。某国へ移住した別の某先輩女史からちょうど近況を知らせるメールが来たばかりでもあったので、そのこともついでにお知らせして、旧交を温めたのでした。みんな滅多なことでは顔を合わせることはないのですが、なんだか面白いなあと思って、久しぶりに楽しい夕方でした。


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