_ 最近、好んで食べている野菜のグリル。普通のフライパンに、適当な野菜をざく切りに入れて、炒るだけ。油は使わない。焦げ目が付いたり、全体にしなっとしたら、少しだけ岩塩を振りかけ、コショウを挽いて、気分によってワインビネガーを回し入れる。そうでないときは、お皿に盛ってから、しそドレッシングなどをかける。案外ボリュームがあるし、野菜がたっぷりと食べられるので、気に入っている料理ともいえない料理。ジャガイモなんかも、よく洗って皮付きのまま半分に切って、放り込む。ほくほくとしておいしい。
_ 中島敦、山月記。折に触れて、繰り返し読んでいる。
_ 自転車琵琶湖旅行の準備中。予定では、来週の半ばあたり。5月から虎穴に戻っていることになっているが、諸般の事情で、正式な雇用は6月からなんだと言われたのが先週って、どうかと思うけど、そんなものだよね、ただのパートだからな。その間、ボランティアを暗に求められたので、旅に出るというわけだ。それまでに自転車の工具を調達しておかねば。
_ なんかとにかくいろいろだ。
【2006年5月12日 朝日新聞】冗舌に語りマッサージも、風変わりな強盗逮捕 警視庁 2006年05月12日12時09分 一人暮らしの女性宅に早朝押し入って現金を奪った後、「パソコンに詳しい」などと冗舌に語り、時には肩のマッサージをする風変わりな強盗が、警視庁に逮捕された。銀行が開店するまでの時間稼ぎで居座り、おしゃべりやマッサージは「恐怖感を和らげるためだった」と供述しているという。実際、こんな人がきたら、絶対に怖いとは思うけど、なんかおもしろいですな。パソコンの画面をみて笑うなんて、ひさしぶり。
_ きのう、誕生日祝いと称して、大ボスと同僚とで晩ご飯を食べに行ったのだが、そのときに食べたカツオのたたきのニンニクがあまりに大量だったので、いまだにきもちわるい。思いっきり、自転車の自慢をした。誕生日祝いと称して買った自転車、名前は「次郎」にした。ジローラモさんと出身がおなじだから。
_ お昼休みを利用して、自転車で走る。途中でお弁当を遣った。ベンチに腰掛けておにぎりを食べて温かい日差しを浴びているうちに、うとうととなりかけた。誘惑を振り切り、えいやと自転車にまたがり、思い切ってひた走る。北山通で川縁を離れて、東へ。ひさびさに北山のブティックなどを横目に府立大の前の道を疾走。ここはよい道!車は少ないし、道は広いし。思いっきりスピードを出しても、全然、足も何も疲れない。5速で名神を走っているときの無重力感に近い。これはあぶないなあ。一定の速度以上を出したら、警告音が鳴るような仕掛けはないものか。本下宿に寄る予定だったので、北大路に出たところで北白川へ。研究室に戻る前に、書籍部でトーマス・マン。今年一年は、新刊図書を読まないことに決めたのである。西洋および日本の古典文学イヤー。トーマス・マンは古典作家かいな?という疑問はとりあえず無視して、『ブッデンブローク家の人びと』。重厚長大名作文学路線の扉を開けました。
研究室に戻って、打ち合わせ。話は横道にそれて、インターネットで日記なんぞ書くやつの気が知れん云々、という話で盛り上がっている。適当に相づちを打つが、インターネット・リテラシーがなさ過ぎるのもまた困ることよな、などということも一言も言わないし、思ったりもしない。自転車を買うに当たり、インターネットも活用したが、自転車屋にも電話をかけたりして、いろいろと情報を収集もした。普通のリサーチとおなじだ。日記書いて、適当に憂さを晴らしたり、ささやかな交流を楽しんだりしているが、こんなことは別に特別でもなんでもないことである。携帯電話を持とうが持たないでいようが、わたしという人間が本質的に変化することもないわけだし、日記を書いているからといって、自己顕示欲が異様に強いわけでもないし、露出狂なわけでもない。そういうような角度から一言、意見を言ってもよかったのかも知れないが、他人に言われて納得するくらいであれば、そもそもそんな偏見的思いこみをどうどうと述べたりすることもないわけである。百聞は一見にしかずということは、経験によってこそ真に理解されるのだから、機が熟せば、今、インターネットに日記を書いている人のことを(まったく理解できんね、なんだありゃ)とか言う人だって、違う意見を持つかも知れないしね。そんなことよりも、なんで今、自転車なのですか?自転車はあなたにとってどんな意味があるのですか?と聞かれたことに対して、なんだか曖昧に適当なことしか答えられなかったわたしのことが心配だ。なんで自転車なのですか?答えはあるようでないようで。。
_ ケーニヒス・クローネのコブレンツ。
_ 午前中曇り、午後から雨で、ゆっくりとした一日を過ごした。夕方から「耳をすませば」「魔女の宅急便」、観る。おんなのこって、いいなあと思う。
そういうわけで、のんびりと今日一日だけは、なにも言い訳をつくらずに、穏やかに過ごした。また来年。
_ 自転車が来た。さっそく組み立てて、午後の日差しの中を走ってみた。吉田山に登るか、川沿いに上って行くか迷って、後者。なんといっても24段変速なので、一番走りやすいシフトを見つけたかったので、ぐんぐんと走る。ものすごいスピードが、楽に出る。このまま石に乗り上げたりして、滑ったりしたら、鴨川の藻屑となるのかというくらいに滑るように走った。もう河川敷に道がなくなるところまで走った。そこで橋を渡り、対岸に出る。また滑るように走る。前2、後6〜8というシフトが一番走っていて楽しかった。糺森も走る。きっと朝の空気の中で走るのがよいのだろうな。たっぷり3時間くらいは走った気分になっていたのだけど、実際には40分に過ぎなかった模様。それでも緑の空気を吸い込み、少し汗をかいて、頭の中も気持ちもなにもかも、とても軽くなったよ。これからはできるだけ毎日走ろう。30分でもよいから、無心に走って、もう一回、耕し直したい。こりこりに固まった部分を少しずつ、解していきたいと思った。
_ とりあえず非常勤、前期の三分の一が終わったところで、去年までに比べて、格段にストレス改善して、調子がよい。自転車操業には変わりないのだけど。どうしたのかというと、出席を取らなくした。何百人分も毎回、コメントペーパーを読んで点数をつけていたのをやめた。そのかわり、必読図書を数点挙げた。教科書ではない。どれか一冊、必ずきちんと読破して、試験に臨めという方式にして、出席点の比率をぐっと下げた。学生さんが減った理由がそれだったのか、裏シラバスの悪評ゆえなのかわからないけど、どっちにしても、今回は、お互いハッピーに過ごしている。わたしも落ちついて、どこをみて話せばよいか、今回はわかるようになった。だれがどこに座るか、ほぼ全員、毎回定位置に座るということもわかってきた。遅刻者、途中退室する人もいまのところ皆無。ぱんきょーなのに、です。そして、講義の位置づけはどないなるんですかー、という質問が当然くるのだけど、講義はみなさんに指定した必読図書をより深く理解するための手がかりを提供するためのもの、必読図書を読んでフィードバックがあれば、それをさらに質問するなり、他の文献を読むなりしてね、そのために毎回、いろいろな視点からというのにこだわって話していますー、などときちんと説明もできた。わたし自身の反省としては、詰め込みすぎで、しゃべりすぎ。もう少しゆっくりと、ほんとに必要なところだけ、話すようにしないと。もっとも、わたしにとっては実験的なやり方であるのには違いないので、破綻するかもしれないけど、今のところ、学生さんの感触はよい。私語がゼロ!というのが、ほんとにパラダイスです。しかも、男子大学では、最前列に陣取って、いつも熱心にノートを取る三人衆がいる。やー、かわいいなー、と思って、ノート屋ではないことを切に祈っています。女子大のほうは、ちょっと黄色い声の人が多いけど、おおむねよい感じ。ただ、留学生から「板書が下手」というコメントが出たので、気をつけないと。あとは、レジュメの進行と、話している内容がずれているとか(笑)。いつものことなので、許してでは済まないので、これも気をつけよう。
_ ぜぶら [わ。偶然ですね。私も中島敦『李陵・山月記』読んでいます。『李陵』→山のクマにぴったり!なわけです。中島敦は大好きです..]