_ えっと、かれこれ一週間ほど前に、ぶーぶーいいつつ、やっつけ仕事で大体小一時間で適当に書いた申請書が採択になったという連絡が来た。このResearch Grantは、本来、理学部とか工学部の人のためのものらしい。それをしってかしらずか、書類を書けと言われたので出したら当たってしまった。予定よりも長く滞在することになった。しかし、こういう小さいネタで運を使い切っているような気がまたしてきて。。でも、書類書きながら、これはたぶん、採択になるかぎりぎりのところまでいくだろうなと思っていたので、それが現実のものとなってうれしい。多少、自画自賛しても、今日は許されるような気がします。今回のことで、またあちこちに敵を作りましたから(苦笑)。複雑な内部事情はさておき、好き勝手に使えるお金を自力でもらえたのがうれしい。提出後に大御所に見てもらったら、「あかんわ、あんた」と一笑に付されたからなおうれしいです。今回は、自分の本拠地で落ちついて仕事ができなさそう。ほとんどロジと、この偶然当たってしまった案件にとりかからないといけない。今までは、がくしんとか一人科研しかあてたことがなかったけど、今回、初めて、自分がファースト・オーサーになる。金額はたいしたことないのだけど、きちんとした成果をだそうと思った。さっそく大英帝国のカウンターパートに連絡したら、とても喜んでくれた。とてもうれしい。
_ 再見。
_ ウナギ食べたのに、貧血で一日寝ていた。
_ 女子大の採点。頭が痛む。
_ 男子大学の採点。答案読むのが楽しかった。理系男子って、やっぱりおもしろいな。数学専攻の人と、都市社会工学系の人の回答は、個体差以前に、発想の出発点が全然違う。数学の人はやっぱり、哲学の人なんだなー。
_ 今回、故あって、何年ぶりかで某国版の地球の歩き方を買った。明らかに某国語を知らない人が書いているということがわかる表記のオンパレードである。いや、それ以前の問題で、m音をすべてn音で表記しているって、どういうことなんだろうか。あとなんで10年前とまったくおなじ情報が掲載されているのかも不明。そんなホテルもうないよ。高いけど、ロンリープラネットのほうが、断然、信頼できる。おなじ地球の歩き方でも、国によって質が異なるみたい。
_ あ。。。まずいことをしてしまいました。どうしよか。原稿の締め切りを一ヶ月、間違えていたのです。明日が締め切りらしいですな。。。
_ 今日の午後が受付締め切りの、某研究所の研究助成公募の書類書きの仕事が、ありがたいことに、今朝の9時頃に回されてきた。信頼されているんだなと1秒ほど、愉悦の笑みを浮かべ、そのあと500秒くらい早口で罵りのことばをありったけ唱えてから、ちゃんと書類作った。なんでも係じゃないんだから、もっとプライドを持って、いやなものはいやと言わないといけない。こういう下品なことばは使いたくないが、「ちょーむかついた」ので、研究筆頭者はわたしにしておきました。どうせだめなんだから(あとで要領を読んだら、これ、**博士か+++博士しか応募資格ないって書いてありますがな!!!!!)。要領もまともに読めないあほだと思われたらどうしてくれるんだ。というか、もう思われているね。む・か・つ・く。
_ 早めに帰ろうと思って外に出ると、知っている顔。某後輩と14ヶ月ぶりくらいで会う。話盛り上がり、とりあえず、ご飯。そのままケーキを食べに行ってしゃべり続けるのを聞く。進路の話に対する熱の入れ具合とおなじくらいに、男どもの話で盛り上がる。後輩の最新の別れ話すったもんだを聞いてのわたしのアドバイス:同僚とは同衾するな。鉄則。
_ 大英帝国大学の人とメールでやりとりしないといけない羽目になった。大英帝国語ができないのに、なんでこんなことになるのか。わたしは不幸を背負い込む運命にあるということか。もうなんかい立ち読みしたかわからないけど、テレプシコーラを読みながら、泣く。千花ちゃんもあまりにも不運だ。
_ なんで張り切って、こんな意味不明の文章を書いているのかわからない。映画の内容とはまるっきり関係もない。朝っぱらから何があったのだろうか。
_ もうパッキングが済んだので、気が楽になる。
_ 日本の少子化傾向の加速、未婚率の上昇あたりに貢献している立場ではあるが、地方で産婦人科医が激減しているという状況を最近の新聞報道等で詳しいところを知るにいたり、やっぱりこれでは都会に住むよりほかにはないのかなと思ったりしてしまう。実はうちの近所の住宅街では、自宅出産所がブームになっている。あちらこちらに、ロハス系の看板を掲げた自宅出産をサポートするなんとかを見かける。自然分娩そのものに対する危機感が比較的少なく押さえられているのはひとえに、ここが都会だからだろう。なんとなれば、すぐに救急車が来て、しかるべき病院に運んでくれる。
それが遠隔の離島だとすれば、どうだろう。そもそも助産院などもうなくなっているかもしれない。取り上げ婆さんとして働いたことがある世代だって、もう上は80代とかそのあたりになっているはずだ。出産は病院でするものとなった背景を、以前、どこかで聞いたことがあるが、乳幼児死亡率の高さ、とくに分娩時の母子の死亡率の低さというのが、たしか先進国であることの一つの指標となっていたような気がする。そうすると、妊娠中からも定期的に診察を受けさせ、とにかく徹底的に医学的に管理される身体としての妊婦というものが登場するのも、先進国の指標。先進国の定義そのものが今、なんやねんそれは状況になっているけれど、これはさておき、学校教育とか医療・看護に関わる人材の養成を、それぞれに自治体ベースで積極的におこなうようにしないといけないような気がする。実際、一部の地方国立大学の医学部などでは、県内入学者枠などを設けているところが増えてきた。これは、多くのいわゆる低開発国の政府が導入していることでもある。医師・教師が絶対的に少ない自治体の政府は、かならず地元で就職させるという強い意志を持って、子どもたちに教育の機会を与え、教育を受けるための奨学金を出す。今の日本で地方により医師不足という状況があるとは思いもしなかった。日本はもう全然、先進国とかそういうのはではないだろうな。地方自治がもっと活性化してもらわないとだめなんじゃないか。国家の少子化対策なんとかというのがあったような気がするのだけど、これはどんな機能をはたしているのだろうか。私見だが、女性の産婦人科医を増やす、厳密に産科と婦人科を分ける、保育所の収入制限項目を外す、自宅出産をサポートするような助産婦の育成を進める、というのをまずやってみてはどうか。そんなささいなこと‥と思われるかも知れないが、今の日本の産婦人科は、妊婦には間口は広いが、独身の人には敷居が高すぎることがある。ほんとは、こういう子どもがいるのがよくて、独身が悪いとかいう考え方そのものを払拭させる必要があるのだけど、これは相当な時間がかかるし、短期間ではむずかしい。独身かつ特定のパートナーがいない人は、自分の身体の変化に気付かないでいることも多い。結果、定期検診さえ受けていればなんてことはなかったはずの病気が、もう手遅れになっていた‥ということだってあるのだ。ロハス世代をきちんと認めて取り込むように、病院以外の場所での出産に付加価値を与えるような努力をすべきなのではないかと思ったりした。あとはシンガポールみたいな、高学歴夫婦への育児補助金みたいなものの導入とか。あからさまでこういう政策はきらいだと思っているのだが、今みたいに、政府が奨励しているわけではないのに、自発的一人っ子政策状況になると、パイの取り合いが始まる。ひとりのこどもに四人のジジババだから、消費は上向きになる、などといった楽観過ぎる物の見方ができるのも、都会の話だろう。地方格差がありすぎる今の状況を、全体的にみないといかんなあ。。
わたしは結婚したいと思うし、子どもも一人くらいは生みたいと考えている。が、相手がいない/見つからない/出会いの場がない/そもそも男全般に対して敵意を抱いている‥あたりのどれかを適当に使い回して、「なぜ結婚しないのか」という問いに対する回答としています。端的にいえば、見た目100%の世の中に、不適合だからしょうがないじゃんか、ということになると思いますけどね!見た目も内面も救いようのない人に対する政策はないものか。まああったとしても、我関せずになると思います。
→inspired by "About a Boy."
_ プロジェクトの学生さんから、発表原稿が送られてきたので、チェックして返送したところ、「日曜日も仕事をされるんですね!」と言われ、凹む。休みだからって急に一緒に遊びに行けるような暇な友だちはほとんどいないです(苦笑)。みんな結婚しているし。今なら修道院に入られるくらいに清廉潔白な日々を過ごしている。生き甲斐は、週刊文春を読むこと、紅茶とコーヒーをひっきりなしに飲むこと、メカニックには弱い、料理は上手なはずなのだがときどき失敗をする、髪の毛はぼさぼさなのが好き、一人でいることに慣れすぎて別に苦痛でもなんでもないですよ、ひとりでイタリアンだってフレンチだっていくし。もう全然おもしろみのない毎日をすごしているので、安息日でも仕事はします。しないとたまる一方だからね。大体、君の先生が発表原稿をチェックしてくれないのがわるいのであって、わたしがチェックしなければ、すなわち、締め切り以前に君の原稿はできない→わたしが困るんだよ!編集屋なんだからねっ、という図式が理解できないで、こういう発言を脳天気にする君に一瞬、闇討ちしたい衝動を覚えてしまいました。
_ ぜぶら [ 寝袋さーん。元気ですかぁー!!!。 マジメに言いましょう。 けんきゅーしゃ(卵含)を志した、私より下の世代..]