_ 明け方、無事、帰国。あと一往復したら、マイレージの階級がもういっこ上がるらしい。今はシルバークラス。
_ 一風呂浴びて、すぐに大学。昨夜未明に、某子さんから取り乱したメールが来たので。状況確認のための情報収集。トランジット空港のインターネット接続がほんとにひどいことになっていて、これは使う人のマナーの悪さだね。返事が書けなかった。しかし、こういうとき、わたしが動揺してはいかんとだけ肝に銘じて、国際電話してみたら、ううむ。やはり。想定内の範囲の出来事だったので、しかるべき筋に電話を入れて、調整してもらう。こうやって、リモートコントロールで、会議のセッティングとかするのは、ほんとはよくないのだけどなあ。。なんかえらそうだし。とこぼしたら、今の世の中、リモートということばはもう関係ないって、インターネットで電話ができるんだから、どこにいるとかもう関係ないよ、といわれる。そんなもんなのか。
身辺整理とか。
寒い。凍える。桜が今にも盛んばかりにはしゃぎ回っていた放送局があったのは、出発前のこと。それがなぜにこんな冬に逆戻りする事態になるのかしらん。異常気象が日常生活に忍び込んできているなあ。
某大百貨店で、スカーフを買った。スカーフ好き。やっぱりシルクが一番使いやすい。木綿とか麻は、メンテナンスがたいへん。その点シルクは、腐ってもシルク。
飛行機の中では離陸前から寝て、着陸の30分前に起きた。というか、起こされた。意地悪な人と、なんかスリリングなやりとりをする。こういうのがあるから、いやなんだということをなんでわかってくれないのかしらん。
ま、とにかく帰ってきました。日本はさむいなー。
_ いろいろな人が関わってくれていることをうれしく思うのだけど、わたし自身、人に指示を出したりするのが苦手な人間なので、ときどきやはり悩んでしまう。でも、上に立つ人は、思い切ってなんでも言ったほうがいいのだなということもわかった。頭のいい人が、それはこういうことですよね?と、翻訳説明的助け船を、必ず出してくれるのである。わたしは堂々と、なにかをはっきりというという、その態度を示すことが大事なのかもしれない。わたしがぐらついているようだと、みんなも不安になるわけだからなあ。いろいろ、勉強になる。リーダーシップの取り方とか、わたし、知らないものなあ。。
_ 打ち合わせなどなど、順調に進む。それでみなで食事をしているときに、首をねじってしまい、厄介なことになる。首が痛い。いろいろ買い物とか。セールになっていたピンタックの白いシャツ、これは日本でも着られるなあと思って。サンダル、水色の革。ほんとは男性用らしいがかわいいので。
今回は、いろいろとロジスティックなことでホテルにこもって作業ばかり。せっかく某国に帰ってきたというのに、ちょっと寂しい。語学学校では、先生含めてみながまだわたしのことを覚えていてくださって、とてもうれしかった。そりゃあ、よく考えてみれば、帰国してからまだ3週間経ってないのだから。
某かれももちろん。
勘が冴えているようで、いろいろとわりとクリティカルな議題をきちんと思いつくことができて、それに対する答えもすらすらと出てきた。
_ なんかちょっと気分よし。うん、めずらしく発表がうまくいったというのもあるし、いろいろなんというのか、よい展開になってきたということもあるし。ま、元気にいってきます。いろいろ、なんかいい感じだ。
_ 20代後半で最初の結婚をして、法で定められた期間が過ぎた翌日に30代で再婚して、長らく駐在妻をしていたイトコが、40代で出産するという。ずっと年下のイトコとしては、うれしい。うちの母なども、結婚相手は日本人でなくても別に構わないというようになっている。こどもはいつでも生めばよいともいうようになった。相手がいてもいなくても、ということだろう。母たちの世代からすれば、何を考えているのかわからないような世代ではあるはずなのに、そんな考え方を口にするようになるとは、柔軟な思考だ。イトコは国家公務員をあっさり辞めて、再婚した。博士であってもなくても、好きな仕事をしてそれでしあわせならばよいではないか、とも言われた。学歴を活かした仕事探しにこだわらなくてもよいとも言われた。気楽になった。そんなわけで、悲観的な態度が長くは続かず、やはり潜在的に楽観主義ではなかろうかと思っていた自分は、間違いなく母の娘だなと思った次第。どこかで世の中をなめているように見えるかもしれないけど、なんとかなるものなのだろう。そうなると思っていれば。