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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

26-10-2005 / Wednesday [長年日記]

_ 思いの外夜遅くまで、ITさんと秘書さんと仕事。疲れたので新しくできたというスープカレーのお店へ。全体的においしかったけれど、すごいカロリーなのだろうなあ。。お野菜とか全部、揚げてある。おいしかったけど。

このごろ、書評を書いていないので、なにか一冊読んで、書いてみようかなとか考え中。趣味の本ではなく、仕事の本のほう。 簡易為替を買いに郵便局に行ったら、今は郵便小為替というらしい。子ども銀行券のようなものが出てきた。そのまま、書類を入れた場合の料金を教えてもらい、返送用封筒に旅券を入れた場合の料金分の切手も買う。ものすごく気の利く局員さんで、翌日10時配達の送り状も出してくれた。某首相チルドレンとかではなく、この人は昔からとても親切だった。こういう局員さんのやる気をそぐような改革は望まない(とか、海外に行っていたので投票できなかったのに。それにしても、旅行中の人は、選挙権を行使できないって、どうなんだろう。在留届を出してから3ヶ月以上経たないと、海外投票できないというのもどうなんだろう。個人的には疑問)。 まあなにしろ、今日は絶句することがふたつほどあって、またしても眠れません。なんでみんなそんなにすぐ結婚相手を見つけられるんだー!という心の声がうるさくて。

_ ずっとペンディングの投稿論文、久々にファイルを開いた。出発までに投稿しておきたい。

_ 夕べ、大学の知り合い(友人にあらず)から妙なメールが来て、眠れなくなった。三人で会いたいという内容なのだけど、「夕方から会って、あとは『若い二人で****池 にでも行って、相談なさったら(原文から翻訳)』?」とある。なんで池にいかんならんのだ。このメールを寄越した深意は明白であるけれど、なぜそういう事態を引き起こすことになったのか、自分の行動を振り返る必要がありそう。どこかで何か口走ったのであろうか。そういう話は他人にほいほいしないタイプなので、ますますわからん。もちろん、会うつもりはないのだけど、どんなふうにお断りすればよいか、それやな、問題は。


25-10-2005 / Tuesday [長年日記]

_ バンコクの宿、本屋で目が乾くまで立ち読みしてわかったことは、どうもオンラインで予約する方がいろいろ特典がありそうだということ。。と思っていたら代理店から今、メールが来て、復路の便、チャンスパッセンジャーにでもならないかぎり、乗れないみたいですね…だと!こんなエージェントがあるのか!と一瞬、沸騰するも、もうどうでもよくなった。別にどうしてもバンコクに行きたいわけじゃないもん。葡萄はすっぱいもんだ。

_ うーん。

_ 今、某定年退官先生関連で某称号を申請するための某書類を書いているのだけど、昔の研究者の先生たちは、ほんとうにのんびり研究ができていたのだなとうらやましくなってきた。それなりに苦労もあったのだろうけれど、一就職浪人からすれば、(以下略)。隣の芝は青く見えるのだと、自らを諫め、黙々と作業。

わたしに「明日」はあるのだろうか。

_ 靴は無事に買えた。しかし靴を買ったって、なにか景気がよくなるわけでなし。むなしさは募る一方。ちゃんとしたヒールを買わないといけない理由があったから買ったのだけど、なんか本末転倒。なんと愚かな人間なのだろうか、わたしは。

デスクトップが壊れて以来、ほとんど家で仕事をしなくなった。わたしの中ではノートブックは、仮住まい的な存在だからか。本格的に仕事をするにはストレスが多すぎる。だったらマウスを使えばいいのかもしれないけれど、使いたくないからThinkPadなわけで。とか、自分でストレスになる要因を確保している感が否めない。ばかではなかろうかと思う。

_ 田舎に住みたい。

_ かなりしっちゃかめっちゃか。プレッシャーに弱いのを、なんとかできないものかと思う。


24-10-2005 / Monday [長年日記]

_ デスクトップが死んだときとおなじような気持ちの悪い音が、ThinkPadから聞こえてくる。。

_ パンプスを買おうと思って靴屋に寄ったのに、なぜかスカートを買って帰ってきた。。慶事続きで何かと物いりなのに、一体なにをやってるのだ。自分の計画性のなさに落胆しつつ帰宅。なんかいろいろ、もう〜なにやってんの!という毎日で、なんかもうやることなすことなってないという思いで、押しつぶされそうになる。あほすぎる。スカートは素敵なのだけど、それを身につける人が素敵でないのだ。

_ さきほど、NHKのニュースで、フロリダに上陸したハリケーンから避難するために体育館などに集まった人々のインタビューがありました。それで当たり前に、スーパーインポーズが入るわけです。そんでいつものように英語を聞きながら日本語スーパーを見ていたら、みんなスペイン語ではなしているのですね!!フロリダとかカリフォルニアでは、公用語が半ばスペイン語となりつつあるという話はずいぶん前から知っていたけれど、ちょっと驚いた。今、ロサンジェルスに住んでいるイトコも、やっぱりスペイン語を学習中とか話していたなと思い出した。アメリカには全然関心がないのだけど、バーモント州とニューメキシコには行ってみたい。

バンコクで2泊することに決まったのだけど、どこに泊まっていいかわからない。全然、土地勘がないので、ガイドブックをみてもまったくインスピレーションを得られず。どうしたらよいのか、かなり頭を痛めている。もうわからん…。安くて清潔で安全で、お湯が出てゴキブリがいなくて部屋が明るくて、近所に屋台があればそれでいいのだけど、そんなの見てみないとわからないしね。インターネットでホテルを探しすぎて、気持ちがわるくなってきた。

_ もう何ヶ月も散髪していないので、髪の毛がぼうぼう。早くなんとかしないとな。

_ 旅行に行くときは、野帖とB5くらいのリングノートを持って行く。リングノートには、入場券とか小さいパンフレットとか、あめちゃんの包み紙とかを貼り付けて、日記にしている。収支簿は別に作成。そのノート、いつも丸善で買っていたのだけど、もうなくなったので、ちょっと雑貨屋などで物色中。いいのが見つかると良いのだけど。


23-10-2005 / Sunday [長年日記]

_ をを。。そうだった。ここ衣替えしようと思って気がついたのだけど、デスクトップに衣替え道具が全部入っていたんだよねー。ということは、歴史的遺物である昔の日記とかCGIとかももう発掘不可能ですね。。いやー、いいんだこれで、と思うよりない。そっかー、デスクトップが死んで以来の欠落感はこれだったのかー。どういうわけかweb関連のデータはマイドキュメントに入れてなかったもので、こういうことになったような気がする。マイドキュメントは自動同期していたからほぼ助かったけど、そうなんだ。。なんだか急に寂しくなってきた。

_ 部屋の掃除をしていて、案の定、本に読み浸ってしまった。『歳月のはしご』(アン・タイラー)が今日の誘惑だった。この小説、大好きだ。何度も何度も繰り返し、読んでいる。ぽーく・ばーべきゅー・さんどうぃっちというのがどんなのか、食べてみたい。

_ もう帰国した華人(OSC)の友だちが、「買うときは最高級のものを買うことが成功の秘訣」と常々、話していた。わたしには最高級のものは買えないので、中くらいのものばっかり買っているのだけど、このポリシーは、安物買いをしなくてよいというメリットもある。学位を取って帰国したあと、この友だちは今、事業で大成功して文字どおりの大金持ちになった。旦那も凸凹大で学位を取って帰国して、今は母校の助教授。子どももふたり生んで、今、ものすごくエネルギッシュに活動している。時間的余裕も取れるようになった。それでようやく研究者に復帰ということを考えているとのこと。華人のサクセス・ストーリーはあまりにも多様で、これが王道というのはないのだと思う。プロセスはどうあれ、最後は金玉満堂になればいいわけだから、ほんとうにみんなとにかくがんばる。わたしはそこまでなにかに力を注ぎ込んだことがあっただろうか。ときどきふと、この友だちの言葉を思い出す。某国からの帰路、わたしはいつもこの友だちを訪れて、エネルギーを浴びてから日本の土を踏む。なんなのだろうか。現実離れした生活から、現実にもどるためのステップなのかな。

_ 某大陸へ行くのにもう2週間を切っているのに、いまだホテルが決まらず。昨今はインターネットで予約するのが一番経済的らしい。空港までのお出迎えもお願いできるらしい。明日中に旅行伺いの最終版を提出しないといけないのだけど、やばいなあ。。とかいいつつ、もうひとつ、危機感は募っていない。

_ 風邪気味だったのに、ずっと外出続きで、一時はふらふらだったのだけど、昨日は早めにお風呂に入って休んだら、今日は随分調子がよくなっていた。よかった。

_ 冬になると、サツマイモとリンゴのコンポートをよく作る。こないだは、断食中のお客さんが、日の入りとともに食べるお菓子として準備。いつもはシンプルに、グラニュー糖と赤ワイン、レモンであっさりと味付けをつる。こないだは、そこにカルダモン、クローブ、スターアニス、シナモンスティックを入れてみた。いつもはシナモンパウダーでごまかしている。赤ワインではなくて、白ワインを使った方が、上品に仕上がるみたいなので、今度はそうしてみよう。


22-10-2005 / Saturday [長年日記]

_ 電車の中で小川洋子。たぶん、ブルーノ・ガンツかマルチェロ・マストロヤンニが男性役で、女性役は石田ゆり子もしくはウィノナ・ライダー。イザベラ・ロッセリーニでもよい。なんてことを想像しながら。少年役は「Au revoir, les enfants」の写真の男の子か、「鬼畜」の男の子(最後に「とうちゃんじゃないよー!」と叫ぶ子)、女の子は…いろいろたくさんいそうだな。監督はアンゲロプロスか、思い切って市川崑。林海象はあまりにぴったり過ぎるか…、などと考えつつ読む。

_ 博物館へ。きれいなものをたくさんみて、いわゆる心の洗濯。どちらかというと静寂とか安寧ではなく、パッションを得る。サブコンチネンタルに行きたいという旅心がかき立てられた。

おいしいものも食べる。たくさん歩く。直筆原稿を見る。熊野のサンマ寿司を食べる。美味。昨日は鯖寿司。こちらも美味。おいしかったなー。

母校(高校)近くの明治時代から続く老舗書店も、看板を下ろしていた。○×銀座という小さな商店街の入り口にあった木彫りの大看板は、どこへ行ったのだろうか。跡地には99円ショップがあった。全然、似合わない。明治以来の女学校だった母校の校舎は、多くの人々が保存することを嘆願して、かなりの規模の人々を動員したにもかかわらず、解体された。時計台の下にあった戦中の爆撃痕も、もう今はない。地方都市であっても、新しいものがどんどんとパズルを埋めていくように、古い地図を蚕食している。そんな風景をみながら、次にここを歩くときはなにが残っているだろうかとか、考える。記憶の修正作業は、これからもっと忙しくなるのだろうか。


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