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  1. ぜぶら (04-12)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

02-05-2007 / Wednesday [長年日記]

_ ま、いろいろ、引き続き。旧友と昼食。白昼の蕎麦やで、おどろおどろしい話をする。この友人と話していると、なんと自分は楽観主義者なのかと反省。。いや、反省したことはないな。反省するべきなのかとは考えたかもしれないな。それぞれの現在進行形の恋愛沙汰についての話を、恋愛太平記並に話し尽くす。戻っていろいろ雑用こなす。打ち合わせ二本。合間に、某人と会ってむかっとしたり。まあいろいろです。報告書、筆進まない。

某国語に関して、こんなの一ヶ月もあったらマスターできるわー、と声高に叫ぶ某ボス。そう、たしかに基本の習得は難しくないわよね、賛成です。しかし、某国語はそれからが難しいのだぞと心の中で叫ぶ。奥が深い。文脈に応じた単語の選び方ひとつに、その人の全てが反映される。通じればそれでよいと考える人と、どのように通じさせたいかを考える人とでは、その言語の習得のしやすさは全然ことなるのではなかろうか。わたしにとっては、某国語はあまりにも難しい。簡単なのだけど、難しい言語。

_ 夜、在欧十余年の悪友から突然の連絡。たまたまSkypeを開けていたならば、検索機能を使ってわたしのアカウントを発掘したとかで、チャットとかいう機能を使って、話しかけてきたのであった。アカウントがあるならば、電話で話そうかと言われるも、マイクの仕組みがよくわからないので、恐る恐る、チャットなるものを体験。入力の時差に慣れなくて、必死になるも、大陸の端同士で、こういう会話ができることの不思議さに浸るまもなく、ぱたぱたとキーを叩いているうちに、あっさりとハードルを乗り越えてしまったことに気付いて感慨深くなった。こんなに簡単なことだったのか。携帯電話をなんとか使いこなせるようになったことに続いて、まったく新しい経験。2時間あまり、そんなこと会ったときに話せという内容について、もっともらしく会話を続ける。


01-05-2007 / Tuesday [長年日記]

_ いろいろあったけど、なんとか上手いこと終了。疲れた。身体的にも精神的にも。

_ ま、しかし、いい具合に着地点を見つけられたことはよかったのかな。連日2時間睡眠で、いろいろ対応。よう体がもったものだ。最後は歩きながら寝ていたものなあ。。

_ 5週間ぶりの再会。ちゃんと勝負服を着ていったら、「いつもと違うけど、すてきだよ」と言われる。数日後、当日、どんな服を着ようかなと思って、かれにいくつか候補を見せたところ、「あの服がいいと思うよ」と言われる。「女の人は、女の人らしくみえる服装が一番、よく似合うからね」とも。をを、このわたしがそんなことばを素直に受け入れるようなことがあるとは!そうやね、などといいつつ。再会の前、ちょっと険悪ムードになりつつあったのだけど、この日の食事は、とても楽しかった。4人で、大人の会話を全員が楽しむ。

でそれからずっと、帰国するまで、毎日、ふたりで出かける。かれの仕事が終わる時間帯によって会う時間は違ったけど、ふたりでずっと田園地帯を走る。ときどき、電話を切る間際に、早口で「I love you」と言ってくれるのが、妙にときめく。なぜそこだけ英語なのかということも含めて、うれしいものですな。

偶然、ふたりで葬儀に列席することもあった。男女別の席に座り、儀礼の進行を待つ。30分ほど過ぎたころにSMSが来て、「ごめん、退屈していない?でもきみは関心があると思ったんだ」と。「ううん、全然、退屈じゃないよ。いつも見ているお葬式と全然違うから、とても興味深いよ」と返事。「話していること、わかる?」、別の某国語で語られる亡き人の経歴や家族関係の説明が始まっていた。「半分くらいはわかる。あとでまた説明してね」と返す。恋愛中のおじさんとおばさんは、わかものみたいなことをするのであった。

いろいろあったけど、雨降って地固まる、だったかな。すごく濃密な一週間だった。


22-04-2007 / Sunday [長年日記]

_ カメラ発見しました。なんと携帯電話入れの中に格納されていた。なんかいろいろしんどいけど、まあいろいろある。

_ いまから荷造りするみたいです。明日の午後のフライトなのだけど、信じられない様相を呈しているわたしの部屋、どうやって荷造りすべきものたちを見つけ出すのか、大いに疑問。しかもカメラがまだみつかっていないのだなこれが。やる気ナッスィング。

_ はあ。いろいろ消耗合戦。民主的にことを運営するというのはむずかしい。水面下の折衝がひどく気持ちを落ち込ませる。


21-04-2007 / Saturday [長年日記]

_ うーん、法学部の人と話していると、人としてそれはどうなん?なんでそないに人間らしさを排除した現実的な意見ばかりいうの?とか、思っちゃうわたしです。人非人なのかしらん。あんまり好きじゃないな。

_ 最近の若い人(わたしの世代も含めてもよいのかもしれないが)は、あれなんだな、一日でもメールで連絡がとれなかったりするのが、いやなんだろうか。わたしはメールを貯めるのがいやなので、来たら即座に返信することにしている。でもゆっくり返事を書きたいときもあるから、それはcase-by-case。でもそれは別に、メールが好きとかそうことではないのだ。手紙時代から返事はすぐに、と思っているだけのこと。

いまやっているプロジェクトで、若い人が、毎日報告をしたいから、できれば電話かスカイプかチャットかメッセンジャー(ってなに?)で毎晩連絡を取りたいと言ってきた。それでちょっとむかっとしてしまった。そんな夜にわたしが暇だって、なんで知ってるんだ!まるで男がいないみたではないか!なんでそんなこと知ってるんだ!と思ったのである。失礼しちゃうわよね。まあ、事実、夜遊びするような男がいるわけでもないから、そこで腹を立てることではない。が、その代わりにせっせとメールを書いているのではないか、という説明はどうもだめらしい。わたしはチャットもメッセンジャーとやらもしたことがないから、どんな仕組みか知らないのである。ホームページも作れて(HTMLも書けて)、InDesignも使えて、フォトショップもイラストレータも使えて、CGIもプログラムできるのになんでチャットの仕方がわからんねんなー、と言われること早7年くらい?でもなんかやなんだよね。パソコン越しの会話って。気持ち悪くありませんか。それより伝書鳩飼いたい。

_ わたしは基本的に報道写真家的にカメラを理解しているのだと思う。だから、その一瞬、ということにこだわるのだろう。ブログの美しい写真たちは、手工芸品的ともいえるのかもしれない。露出、照明、角度、構図、全部決めてからぱちりと写す。もちろんそうではない写真を撮る人もいるだろうが。わたしにとっては、カメラは「時間」を記録するための道具である。その一瞬を自分のものにするためのもの。流れていく時間の中に自分がいたことを確認するために、他者の姿を借りているのだ。


20-04-2007 / Friday [長年日記]

_ 歌舞伎俳優みたいな美男子の後輩がいる。修論のことで相談に来たので、小一時間。かわいい。素直。知っている限りのことを教えてあげたいと思わせるタイプの人。がんばって出世して欲しい。

_ 若い人が何を考えているかわからない。大人メンバーが休めといってくれたので、水面下で作業。大人メンバーはみんなやさしい。先輩に恵まれているなあと感謝。あほな質問にも夜中まで付き合ってくれた某先輩。いろいろ優しくしてくれる。ありがたいこと。

_ セブン。怖いんだかそうでないのだかよくわからない映画だけど、印象に残ります。何度も見る。

_ おみやげとかあれこれ。某さんへのおみやげはZippoとかいうライター。名前を彫ってくれるというので、フルネームを思い出そうとするのだが、スペルに自信がなくなり、いつも呼んでる呼び名を彫ってもらうことに。それなら要らなかったかもなあ。あれはもらってもあまりうれしくないよなあと、帰る道すがら無駄な反省をする。

_ デジカメをどこにしまったか思い出せない。うーん。。デジカメって、ありがたみがないのだよな。なんというのか、フィルムと違って、失敗したら取り直しOKというハードルの低さが、勝負の一枚にかける意気込みを減退させるのだ。一眼レフのときは、完璧に頭の中に、残り枚数が入っていて、カウントダウンをしながら時間の流れに体を乗せるような気構えができる。デジカメは、ファインダーをのぞかないことで、カメラと自分との間に距離ができる。一歩でも被写体に近づいて、絶対に逃さないぞという意気込みが込めにくい。‥ような気がするだけなのだろう、きっと。。自分に関していえば、銀塩時代の写真のほうが、圧倒的に迫力がある写真を撮っていた。今は、ただの人。

_ 今度の飛行機は夕方便。いつもより6時間ほど離陸が遅い。なので、経由地到着は深夜。久しぶりに空港で一晩過ごし、翌朝の飛行機に乗り継ぐ。ベンチで寝るのも久しぶりだし、結構楽しみにしていたのだけど、「その年でベンチで寝たら、あとでどうなるかわからんよ」と警告されて、びびってしまった。確かに空港って冷房が効きすぎているし、携行品も結構あるし、やっぱりやめとこかと思い、慌ててトランジットホテルを予約したら、ドミトリみたいなのしかあいてなかった。まあええか。


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