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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

13-07-2009 / Monday [長年日記]

_ 二日に一度、近所の図書館まで散歩。大体、二キロくらいある。ゆっくりとした坂を上りきってから、古い門前町の町並みに入る。古い禅寺や神社。神社には昔、白馬がいた。今は、白馬の写真が残されている。神社の裏手の、子どものころ、駆け回っていた路地。表札の名前が同級生の名前に掛け返られている。子ども心に立派な民家だなと思っていた大きな旧家などがいつのまにか近代的なつくりの家になっていたり、コンビニになっていたりする。時々、神社でおまいり。図書館までの小さな商店街。時計屋さんとか果物屋さん、同級生に代替わりしている。お肉屋さんは、今でも竹の皮にお肉を包んでくれる。図書館では一冊、すぐに読めるものを読んでから、本を借りる。家に帰ってからお昼を食べることもあれば、途中でそばやうどんを食べることもある。お昼からは借りてきた本を一気に読む。休暇は昨日で終わり。また明日から忙しい毎日。


10-07-2009 / Friday [長年日記]

_ なんかいろいろ雑用とか。

_ 桃がおいしくて、とてもうれしい。毎日一個、食べている。

_ テレビで「プライドと偏見」を観る。偏見を持って意見しますが、「いつか晴れた日に」(Sense and Sensibility)とか「エマ」とか、そして本家BBCの「Pride and Prejudice」とどうしても比べてしまった。足りない。大長編のお話を2時間そこそこの映画にまとめるわけだから、どうしてもお話が飛びすぎるということはさておき、物足りないと思った点は2点。エレガントさとコメディの要素。エリザベスと父親の関係、従兄コリンズの滑稽さ、家族の中で浮きまくっているはずの母親と末妹の言動の妙が、どれももの足りず。逆に、BBC版を底本と思ってしまっているから、そう思うだけなのだろうか。いずれにしても、この小説が持つおもしろさが表現されていなかったように思った。あのゴージャスな、胸のすぐ下に切り替えのある美しい当時の衣装だとか、凝りに凝ったまとめ方の髪だとか、目で見て楽し要素が少なかった。キーラ・エリザベスの妙ちくりんな後れ毛だとかは、エリザベスの元気さを表すためのものだったかもしれないが、粗雑なイメージが前に出すぎてしまったような気がする。大体、ミスター・ダーシーがあまりかっこよくなかったという点で、わたしは不満。個人の趣味の問題ではありますが。。とか文句を垂れていますが、ピングリーさんのおうちでのダンスシーンがとても退屈だったので、そこで寝てしまったわけです。なので、適当な感想。ちゃんととおしてみれば、また別の感想があるかもしんないです。


05-07-2009 / Sunday [長年日記]

_ 午前6時発の飛行機にのるためには午前4時半には空港に行かないといけない。なのに、起きたら午前4時32分。タクシーがもう来ている。こんなこと初めてのこと。あわてて顔を洗って化粧品やらをかばんに詰めて、出発。なんとか間に合う。午前6時ちょうどになんと飛行機は滑走路へ。なんだか珍しいこともあるのだな、、、と思っていたら、突然、飛行機が止まる。「当機は、機体不良のため出発を取りやめます」とな。。とにかく全員下ろされる。で、「首都から整備員を呼びますので、出発は午後2時ごろになります」とのアナウンス。何名かの外国人はブーイングを出す。で、近くのホテルへ連れて行かれる。食事を済ませ、ひと眠りしようとしたら、突然、飛行機がなおったから出発しますー、という連絡。あれ、整備員が首都から来る時間なんてなかったはず。。大丈夫なんかいな。ホテルから空港までのバスの中で、職員に聞いたところ、「ほんとは本部の整備員じゃないと修理できないと思っていたのですが、偶然、マニュアルを発見したので現地整備員で試してみたところ、うまくいったのです」と。。そんな怖い飛行機に揺られて、某本拠地へ。町の様子がいろいろと変わっている。概してきれいになっている。ゴミが少なくなっている。バイクや車にはねられたネズミの死骸がぐっと減っている。少し遅い昼食を食べに旧市街地へ。表通りを行き交う車やバイク、人々の顔を見ながら、物思いにふけっていると、汗をかきかき某先生が入ってきた。せんせ、せんせー!をを、あんた、いつからここへ?最後にお会いしたのがいつかはもう忘れてしまったのだけど、お互い、某本拠地オタクなので、最新情報を交換しあう。午後3時半にお会いして、それから喫茶店、晩御飯と梯子して、ホテルに戻ったのが午後11時であった。濃密な日々の始まりにふさわしい第一目であった。

二日目。某所で某御一行とお会いすることになっていたので、GPSを頼りに移動。をを、あそこに人影が!非常に危険な場所で、無理矢理、無事にみなさんと再会。20分ほどで辞し、わたしたちは目的地へ。久しぶりの帰還。結婚をはさんでもなんと約一年ぶり。わたしが帰ってきたというニュースは、ミジンコさんのニュースとともにあっという間に村中を駆け回ったようで、この日の午後、ものは試しと新しくできた診療所で診察を受けてみようと出かけたらば、診療所の人々もなぜかもうみな何もかも知っていた。決して、外来のニュースに疎遠な土地ではないはずなのだが、インターネットよりもなによりも、口コミが一番早い情報伝達手段なのだよなと確認。久しぶりにふるさとのお料理をたくさん食べさせてもらって、たいへん感激する。何を食べてもおいしい。三日目も、四日目も、いろいろな人々と再会、喜びの饗宴、歩いて歩いていろいろ調べて、ご飯食べて寝る、というスケジュール。とにかく楽しかった。

五日目。本拠地を辞し、街へ戻る。大学で懐かしい人々と再会。この一年間に出版された辞書やら教科書やらを買い集め、少しお土産も買って今日は休憩。

最終日。懐かしい友人を誘って日本食レストラン。和食弁当を注文したのだけど、茶碗蒸しとお刺身の食感が似ているんだそうで、みな、食べられないという。やむなく、わたしの天ぷらとやら卵とじとトレード。わたしは大盛り刺身・茶碗蒸し弁当を三人前食べたような気がする。ぎりぎりまで、いろいろな人にあって、空港。疲れすぎて、飛行機の中では爆睡。夕闇の今の本拠地の上を、飛行機はぐるっと旋回して、ようやく着陸。無事に如月さんに再会して、今日中にあいさつやお土産をわたしにいかないといけないところを大急ぎで回る。のんびり晩御飯。

最終日の翌日。朝からまた用事をばばーっとこなして、ちょっとクリティカルな状況にあった某件を、大急ぎで片づけた。辞めて心はすきっとしたかな。如月さんにお願いして、チケットのシティチェックイン。午前中だけで、うまい具合に用事はすべて完了。ついでに銀行口座も空っぽになっているのを確認(苦)。のんびりと、石窯焼きのピッツァでお昼ごはんとして、夕方、空港へ。飛行機を二回乗り継いで、ようやく帰国。バスと電車乗り継いで帰宅。それからまる二日間、眠りこけた。怒涛の帰国直前日記でした。


24-06-2009 / Wednesday [長年日記]

_ 出張のチケットの手配を、ここがいいからと紹介された代理店で頼んだところ、すごいことになった。

予約完了、発券オーダーは翌晩9時までに連絡すると確認して、一旦電話を切る→15分後に復路の日程変更のために電話、予約番号を伝えたところ、「ない」といわれる→クレーム→予約番号が確認されたので、復路日程変更を頼む→と、飛行機会社に直接電話してくれといわれる→はあ?→なぜと問うても、明確な説明なし→この時点で、そばにいた某国人に電話をかわってもらう→重ねて聞けば、チケットはすでに発券されているとのこと→なんと!!→代表者を出せと叫ぶ→代表者が出て、状況を確認したところ、チケットは発券されておらず、予約段階→ほっとして復路変更を伝え、とりあえず、予定通り、発券オーダーは一晩おいてからと伝えて確認→翌朝、代理店に電話して、発券オーダーをかけようとしたら、予約はキャンセルされていたとさ。。で、再予約→発券オーダーの確認は、こちらからさせていただきますと、代理店、低姿勢となる→翌日の夜がリミットだったので、待つ、待つ、待つ。→電話はかかってこなかった!そして電話を掛けたけども、もう営業終了だった!→で、翌日、もうおまえとこでは頼まん!と、いおうと思って電話を掛けようとしたら、メール便が来て、発券されたチケットが届いた。。

まあこんなものかもしれないので怒っちゃだめだ。


23-06-2009 / Tuesday [長年日記]

_ 帰国前に出張する予定があるのと、長時間飛行機に乗るというので、こちらでは最後の診察を受けに行った。似たような具合の悪さを抱えた何組もの人々の間でしばらく待ち、呼ばれたので診察室へ。先生は女の先生で、見るからに優しそうな落ち着いた先生。よくこちらの話をきいてくれるし、説明は明快で説得力がある。無駄がない。エコーで早速、様子を見せてくれた。2週間前は、まだミジンコみたいな大きさで、これが人の形になるかと思うと、にわかには信じられない様相だったか、夕べの画像では多少、人の形をしていた。しかも手足がミジンコと同じくらいに活発に動いている。如月さんと一緒に画像を見ながら、「うわーっ」などと声に出してしまった。大きさは3センチくらいあるという。実に不思議としかいいようのない感覚。


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