_ 今後のこともあって、また別の用事も少しあって、先週末から某国へ来ている。久方ぶりである。到着した翌日、某国人の配偶者を持つ日本人の親睦会があったので、子どもの友達を探すついでにこれに出席。妻が某国人の人もいるし、夫が某国人の人もいる。そういう組み合わせが多いことに改めて驚く。数日間は安宿に滞在してから、下宿に引っ越し。子どもは月曜日から保育園に通っている。朝は泣いて泣いてたいへんだったのだが、夕方迎えに行くと、けろっとした顔をしている。旧友のうち一番仲がよかったふたりが転校や引っ越しでいなかったことが、まだよく理解できないらしく、明日は来るかなと、晴れやかな顔をしていたのが少し切なかった。
下宿に戻った夜は、ホテルの大きなベッドが懐かしかったらしく、あれこれぶうぶうと文句を言っていたけれど、下宿屋の孫娘ちゃんがとてもよく遊んでくれるのがうれしかった様子。翌日もけろっとして学校へ行った。それが昨日のことだが、いきなり遠足に行くとのこと。行き先は、これが魂消たのだけど、かつてのわたしの調査地のひとつであるという。確かに観光復興の可能性と意義についてずっと調べてきたし、いろいろ話したり書き物したりということもあったけれど、まさか自分の子どもが遠足であそこに行くとは。。感無量…というのはちょっと違うかもしれないけれど、巡り合わせっておもしろいなあと思った。かーちゃんがやっていたことは、君の遠足により証明されましたよ。。びっくり。でもありがとう。というのが一番正直な感想かもしれない。
泊まっていたホテルは、今流行のブティックホテル。ちょっとした絵画と造形のギャラリーを兼ねている。しかし千五百円くらいととても安い。朝ご飯もついている。しかもこの国の安宿としては珍しいくらい、潤沢で暑いお湯のシャワーが使える。空調も完璧だし、自動蚊取り器(定期的にラベンダーの香りの薬剤が室内芳香剤を兼ねて噴霧されるのだが、ほんとに適量で完璧)もある。そしてなによりも、部屋には大きな窓(床上50センチくらいから天井までの大型窓)が全面についている。つまり部屋が昼間も明るいのである!この宿はわりとよく利用していて、前回のときもホテルから下宿屋まで送ってくれた。今回は車が出払っていたとかで、タクシー代を現金でくれた。。なんかすごいでしょ(笑)。
先日、死にかけながら取得した某資格がここで生かせるかどうかという実験もある。滞在そのものは短いのだけど、毎日かなりハードスケジュールになりそうでもある。そんななか、今日はわたしとしては珍しく食あたりで調子が悪いので、下宿で休んでいます。
今時の下宿屋は完全WiFiで、ほんまにすごい。で、タブレットを使っている人がほんとに多い。ごく普通のスーパーでも、iPadをもって買い物に来て、野菜や肉の前でレシピを参照しながら、食材を選んでいる若い夫婦とかもたくさん目にした。す、すごいなー。わたしは今や、こちらの人でさえ使っていないような、インターネットの使えない普通の携帯電話(ガラケー)しか持っていないし買えないのだけど、世の中の人はもう普通に素晴らしい最新機種を使っておられます。。もちろん、そんな余裕のある人なんてごくわずかな層ではあると思いますが、確実に豊かになっているなあとは実感します。そういうのを豊かだというのか否やという議論も可能だろうけれど、物質的にもさまざまな可処分所得の使い方的にも、某国某所の状況と日本の状況はもう違いがほとんどないような気がする。未だに大きく違っていて、なおかつこれから少なくとも何十年という単位でも変わりそうにないのは、社会福祉と教育なのではないかなと思う。機会均等とか都市部と村落部の差が小さくなってきたとかそういうレベルの問題は比較的解決されつつあるとは思う。しかしその内容については、まだまだ到底、世界標準(というのか知らないけれど)には至っていない。
ざざーっと、子どもの送り迎えのついでや買い物のついで、人々との話からの情報、などなどから見える某国の様子は、物質的な豊かさがややピークを過ぎたような段階であり、そのピークをまだまだ麓から目指している人々と、もう到達してしまった人々が混在しているような感じがしている。これからどうなるのかなあ。。とりあえず、今日はおしまい。
_ 保育園の前の通りの銀杏の黄色が美しい。朝は青い空に映えて、夕べは真っ暗な空を背景にまるで灯りのようにきらきらと光っている。銀杏の美しさは、その立ち姿の凛々しさと関係があるようだ。桜や紅葉が一期一会的な美しい絵画のようなドラマ性のある姿でわれわれにさあこれでもか、これでもかと攻めてくるのに比べると、あっけらかんとした風情がある。桜も紅葉も好きなのだけど、銀杏のこの凛々しさについては、なんともいえない清々しい気持を感じるほどである。桜や紅葉とは違って、街中の景観の一部として存在する銀杏並木。何十年も生きてきて、今さらのようにこの美しさに感じ入っているのは、たぶん、自分もそうありたいとか自分の姿と重なるところがあるとか、その手の陳腐な感想が基底にあるのである。所用で大阪の南の方に出かけた帰り、ふと思い付いて御堂筋を歩いた。ああここにも、林立するビル群に映える凛々しい銀杏があるのだ。ひとり空を見上げながら、寂しいような楽しいような、そんな気持がしたのだった。
_ そういうわけで、この数日、近所の友達にちょっと相談したりすることもあって思ったこと。わたし以外のひとは、みんな大人なのだ。今、ほとんど人とのつきあいもなくて、資格を取るための勉強をしていたときに知り合った人とも、もう音信不通になっている。どんなふうに人と連絡を取り合えばよいのかもうわからないし、誰とも関わり合いにならなくても、生きていこうと思えば生きて行けたりもする。いわば、外出もする引きこもりというところだろうか。保育園でママ友を作ればよいという考え方もあるけれど、これもなかなかむずかしい。一人だけ、当たり障りのない立ち話をするママさんもいるけれど、連絡先だって知らない。もう人と関わるのが面倒という段階を通り過ぎ、ひとりでも大丈夫という次元の問題となっている。。
わたしの周りの友達、昔からの友人/知人は、こういったことなんかで煩わしい思いをするよりは、前へ前へと進んでいる人たちばかりである(そうでない人もいるかもしれないけど)。だから余計に、ひとりで抱えて発酵させて飲み込んでまあええかと流してしまっているのかもしれない。本当に成長しない、成長しようとしないんだよなあ。いつ大人になるのだろうか。もうならないかもしれないのだけども。人生をやり直したいとは思わない。昨日も書いたように、未来の自分が幸せそうにしている図があるならば、それを見たい。そう思って、1年後の自分が今よりも元気であることを切に願っている。そのために、今はとにかく資格試験の合否を待っている。結局、そこに行き着くのが現実なんだなあ。とにかく落ち着いて待とう。
_ 一晩寝て、落ち着きました。問題解決に向けて、落ち着いて取り組もうと思っています。これからは自分のやり方を過信しないで、もっと冷静に、もっと誠実に、決めていきたい。凡ミスはもうするな!
昨日、昔のボーイフレンドの現在を知ることとなったと書いた。パートナーの方がとても素敵な大人の女性だったことが、とても似合っているなあと思った。ずっと、あの人には年上の人が似合うと思っていたから。わたしが若い頃は、まだ今ほど年の差のあるカップルはいなかったから、こういう感想をそのときにわたしが持っていたというのは、ものすごく特殊な考え方だと思う。でもそういうのって、わかるんだよな。。いや正確には、その頃のわたしにはわかることができたのだ。
わたしが大学を辞めるまで、びっくりするくらい近くにふたりが住んでいたこともわかった。そういうことってあるんだなあ。
_ 連休だったので、このページのcssファイルをどこかアップロードしておこうと思い、無料のサーバーをさがしたら、今はジオにcssファイルもアップロードできるんだとか書いてある。で、登録して、新しいスペースをとりあえず登録して、さて…と思ったら、すっかりタグの書き方やら、なんやらを忘れてしまっておりました!いちから思いだなあかんと思い、検索したりしたのですが、これはもっと時間の余裕のあるときでないと、もうできないなあと早々とあきらめた次第です。
cssを使うんじゃなくて、タグを書いて、ここをもう少し見やすいようにしたほうがいいと思いつつ早幾歳。読んでくださっている方がたに、ご不便をおかけして申し訳ないです。すみません。
_ あ〜というようなことがあって、ちょっと凹んでいます。こういう凹み方をしたのは久方ぶりなので、自分の凹み様をもてあましてしまって、また一千回目の「あ”〜」という大声溜息をついてしまっています。でももう大人なんで、夫も子どももいるので、早く頭を切り換えていかねば。そう思うだけ、昔より数段大人になったのかもしれない。で、ここにこうして書き散らせば、少しは気分が晴れるかと思って書き散らかしています。
でもそうするまでに随分と馬鹿なことをいくつかしてしまいました。思い余って、もっとショックなことを探してみようと、高校3年生のときに付き合っていた人の名前を検索してしまったり。。ははは。で、思いがけずですね、最初にヒットしちゃったんだなあ。結論をいうと、その当時、予想していたとおり、その人はアートの世界にいる人になっていました。8歳ほど年上のパートナーの女性もアーティストとのこと。なんかいろいろと知らなくてもよいようなことを知ったりしてしまいました。で、そんなことをしてしまったことにさらにショックを(勝手に)受けて、なんだかもうなあ…というスパイラルに入っています。もう相談する友だちなんて誰もいないから、ひとりで淡々と受け止めるしかないなあ。どんな厳しいことになっても、淡々と、粛々と、受け止めるしかないなあ。それとも出家すべきか。
_ ラギ [出家されてしまわれると他愛のない会話もできなくなりそうなので、大急ぎでコメントをば。 お子様の鼻風邪いかがですか。う..]
_ ね [ラギさん、ありがとうございます〜。コメント、とってもうれしく読みました。 わけのわからないことには、270度くらい違..]
_ ね [子どものこともご心配いただきましてありがとうございます。 うちもあいかわらず、ぐずぐずしているのと、そこへもってきて..]