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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

17-04-2003 / Thursday [長年日記]

_ でも。ブルーはブルー、なのだもの。私も誰も知らないし、誰も私を知らないところへ潜伏したくなる。


16-04-2003 / Wednesday [長年日記]

_ ポスト・公聴会ブルーに苛まれているのは自分だけかと思っていたら、何人もの方から、「博論で満足する人なんていないよ。博論の後は、もう自由なんだから、好きな研究を好きなだけ、好きなように出来る自由があるのだから」と励ましをいただいた。それもそなのかな…、と思うにはまだまだ回復時間がかかりそうだけど、そなのかな。。。だったらよいのだけど。

白いスイートピーは、結構、すぐに弱ってしまった。しかも枯れると花びらの色が茶色く変色するのが、なんとなく、なんとなく…なかんじである。明日の帰りは、花を買いたいなあ。

_ お昼は桜堤でお弁当を広げた。芝の緑と花びらのピンクが、絨毯の模様を作っている。ベンチに腰掛けて、ゆっくりと食べた。鳩や雀が寄ってきて、ちゅんちゅん、御飯をちょうだい、となく。この頃の鳥たちは、虫だとかそういうものを食べたりしないのかなあ?うちのニワトリは、自分でミミズを掘り出してきて、うれしそうに飲み込んでいたものだが。時代が変わったということなのだろうか、それとも鳥たちの食生活を満足させる環境が変わったということなのだろうか。何度も雨をくぐり抜けても、まだ花がしっかりと咲き誇っている枝に顔を近づけてみる。いろいろな虫がたくさん。とくにあたたかい部屋ではなかったはずだのに、ゴキブリも出た。春なんだなー、などと感心する。


15-04-2003 / Tuesday [長年日記]

_ 窓から信号待ちの停車をする車の屋根やボンネットがよく見える。桜模様の車が、たくさん通るなあ。季節の模様の塗装みたいで、きれい。

_ 今日は、帰りの電車で寝倒してしまった。はっと気が付いたら乗り換えの駅で、もうバネ仕掛けのなんとかのように跳ね起きて、下りる。やはり夜になるととても寒い。見上げると丸いお月さん。同室の5人のうち、3人がごほごほと咳ばかり続けている。みな忙しくて不摂生気味の方々ばかりだから、心配。今の日本では、いつどこでSARSに罹患してしまうかわからないし。だいじょうぶかな、と思いながら、とりあえず生姜湯を謹呈する。あんまり役には立ちそうにないが。

帰宅したらそく手洗いとうがい。今倒れるわけにはいかないのだ。


13-04-2003 / Sunday [長年日記]

_ 焦ってなにもできない。


11-04-2003 / Friday [長年日記]

_ 学校の先生の悪口を言うのは、学生の楽しみのひとつ、というのかはけ口でもあったような気がする。その奥には、「学校の先生は、学生の悪口なぞ決して言わない」という思いこみがあったからなのかな…と思っていたのかもしれない。今、あちこちで「困った」学生の話を聞いたり読んだりしていると、「学校の先生も、あう学生とあわない学生がいるものなのか…」と軽い衝撃を覚えたりする。でも、これくらいの学生になってしまえば、「学生」というよりは「ひよっこ同僚」として、あるいは「ひょっとしたら研究者?」という目で見られていることもあるわけで、そうなるとこれは先生が学生の悪口をいう、という解釈ではなくなってしまうのか。人の悪口を言うのはよくないというけど、言いたくて我慢できないこともある。たぶん、肝要なことは人の悪口を鵜呑みにしないことと、その悪口の尻馬に乗らない、ということなのだろう。簡単なことだけど、自分の立ち位置が変わると、いろいろとこれまで見えなかったものが見えてきたりして、はっと思うことが多い。新年度が新年度らしいということ自体が久々なので、なんとなくはっと思うことが多いだけなのかもしれないけど。えこひいきをしないこと、誰かと誰かを比べた結果をいわないこと、叱ったり注意するときは十分に注意すること、といったえらくまじめなことを思ったりする。ワタシは苦労しましたからねえ。。。心ない一言は、ぼんやりしていそうな人にとっても、案外、ぐさりと傷を残すものなのだ。これを忘れてしまったら、ワタシもおわりだ。などど。

_ わお。

Oh, la, la ! The Catcher in the Rye, translated by Haruki MURAKAMI, has been on sale at last! Finally! C'est tres, tres magnifique! と声に出したわけではないが、丸善店頭平積みを手にとって、すぐにレジに直行。ミーハーと言われようがなんと言われようが、発売日の初版を買うというのは、楽しいことであります。ハードカヴァーとは思わなかったし、私の中ではなぜか4月14日発売、とインプットされていたので、これは僥倖であった。いや、そんなに楽しみしていたわけでもないし、「ライ麦」自体、もっともっとふさわしい時期に読めばよかったなー、と思うくらいの時期(これは中学生くらいで読むのがよかったな、と思った;私は高校生の時)に読んだので、さほどにシンパシーはないはずだったのになあ。フラニーの方が好きだったりする。…とちょっと取り乱してしまった。

肝心の文体はといえば、野崎訳と大きな違いはない。春樹的な訳語の置き方だとは思うのだけど、こうなったら思い切って、もう少しひねってほしかったな、という気がしたりした。といってもまだ三分の一だから、何とも言えないですけども。

興奮気味ですな(苦笑)。

_ あ。

『海辺のカフカ』はどこにしまったのだろうか?


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