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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

05-08-2009 / Wednesday [長年日記]

_ 某国へ行く前に利用停止にしておいた携帯電話のメール機能とかインターネット機能を復活させないまま早一ヶ月が過ぎた。別に困らなかったりする。。今回のプロジェクトにかかわる前は、わたしも割りと深くインターネットに寄り添う生活をしていたような気がする。毎朝、目が覚めたら、とりあえずメールをチェックしたりしていたし、ジャンキーとは言えないまでも、インターネットを介した知り合いというがかなりたくさんいるようなこともあった。仕事の都合や家庭の事情で、あるときからインターネットから物理的にそして半ば強制的に、遠ざかる生活を過ごすようになったのは3年前くらいから。初めの頃こそ、中毒症状のようなものを呈した(身体的にというのではなく、精神的になんだけど。。)ようなこともあった。しかし喉元過ぎた今、あってもいいしなくてもいいや、という感じになっている。喉元を過ぎるのに要した時間は、確かにちょっと長かったかもしれない。それに今でも、というか今回帰国してからは、大学では長時間、モニターの前に座っているから、気がついたらウィキペディアの海を漂流していたということも結構ある。もういっそのこと、世界中全体を無線LAN地帯にすればいいんじゃないのかな。そうすれば(それがいいとは思わないけど)、静かな湖畔にいても、雑踏の中にいても、どこでも文字通り、どこかにアクセスできる。引きこもったり、どこか一箇所でずっとインターネットとかかわる状況がかわるんじゃなかろうか。なんて、安直に思ったりする。

某国なんかだと、固定電話普及以前に携帯電話文明が到来してしまったから、自宅の自室でインターネットを接続するというのは、かなり特権的階層の人たちにのみ可能である。某国にも案外と山ほどいる引きこもり青少年たちは、やむなく無料ホットスポットが縦横無尽に張り巡らされている家の外に向かうようになった。もちろん某国にも怪しげな活動をしている層はいるし、世界語となったオタクはいまや、某国の青少年層にとってはひじょうに重要なキーワードにもなっている。自分という他者を外の世界と結びつけることに自覚的な人にとって、マンガやアニメやインターネットは、自分のオタク化に欠くべからざるツールとなっている。日本のオタクの定義とは異なるのかもしれないが、まあそんな感じにみえる。某国で大学生と社会人の日本語弁論大会の審査を頼まれたので、たくさんのオタクさんたちと会うことがあって、なんとなくこんなことをかれらから読み取ったわけである。三大突出単語は、アニメ・親子関係・人間関係であった。どれもいわゆるメディアがらみの文脈で語られていて、小説とか宗教とか社会といった定番の単語は、自己の確立を語る上では使われない単語になっているんだね。。なんてことも某国の先生と話したりした。そして、今、インターネットをさほど必要としなくなった自分はと考えると、近視的には世捨て人街道を行く人であり、遠視的には単に集中力が低減したからともみえる。あるいはただ単に、結婚してそばにもっと夢中になれる不可思議な存在の他人が現れたので、この人を理解するのが先と思うようになったからかもしれない。あるいはほかにもすることがたくさんあることに気がついたということなのか。。

困るから早く携帯メールを復活させてといわれるので、覚えていたら復活させます。でもこのところ、携帯電話を持って外にでることを忘れてしまいがちなので、なかなかお店やさんに寄れないのであった。。


04-08-2009 / Tuesday [長年日記]

_ 日々たいへん抑圧された環境の中で、それでも希望を失わずに前を向いて歩いて行こうと努力しているつもり。周りには誰も助けてくれる人はいない。正確にはいないわけではないのだが、それはいろいろな関係性の中でやむを得ずそうなっているということをわたしもよく承知している。だから甘えるということもない。いやだからこそ甘えたほうがよいのだろうか。そう煩悶する余裕がまだあるのはいいことといえるかもしれない。。

相変わらず、突発的に首をくくりたくなったり、開いている窓から飛び降りたくなったりはする。こういうご時勢にもかかわらず、大学の中には、飛び降りにうってつけの窓がいくつかある。今までここからだれも飛び降りなかったのが不思議という窓がいくつもある。そのかわりに、首をくくったのだろう。こういうときこそ、人と自分の距離もよくわかる。幸いなことにまだわたしには明日というものが確実に来るように思われる。そう思えるうちはまだ大丈夫だろう。


03-08-2009 / Monday [長年日記]

_ あとなんだか疲れちゃった。ヒグラシの声が聞こえてくる。もう夕方なんだな。

_ 数百年ぶりに南の生協食堂へ。夏休みのはずだのに、生協は満席。座れなかったので、サンドイッチなどを買う。

_ 地道に活動。

_ 日曜日の朝、図書館へ向かう途中、いつものように神社を通り抜けた。お参りをしていこうかと思っていたのだが、お百度を踏んでいる人がいる。なので、また帰り道にと思って図書館へ。図書館で小一時間ほどかけて本を選び、外に出ると雨模様。小雨ではあるけれど、あっというまに空が暗くなっている。バスで帰ることにしたので、神社に寄ることはできなくなった。お百度の人は無事にもうおまいりを済ませただろうか。バスに乗っているうちに小雨は降り止み、わたしも適当なバス停で降りた。そこからまた歩いて大型スーパーに行き、少し買い物をして、フードコートで讃岐うどんを食べて帰ってきた日曜日の朝。


31-07-2009 / Friday [長年日記]

_ 病院。待った甲斐があったということだが、たっぷり30分間診察時間があった。看護師さんによる事前問診もたっぷりと時間があり、今までの検診の結果のほか、既往症についても説明。仕事のことやらも含めて、十分に話し合う時間があった。ミジンコさんはもうすぐ5ヶ月に入るということで、前に見たときよりもずっと大きくなっていた。6月に見たときは、手足をそれこそミジンコみたいにばたつかせていたのだが、もうそういうことはなくて、静かにしかしがさごそと体を動かしていた。後の問題は、わたしの体重管理のみ。既往歴に関しても、先生がすぐにその場で専門の先生に電話をしてくれて、妊娠・出産にはまったく問題がないことを確認してくれた。またこの病院には某国人の先生が研修だかでいるのだとか。日本で出産する場合、夫を呼び寄せたら、この先生にお世話になることもできるかもしれないと、ちょっと安心する。また住民票のあるところの出産に関連する福利厚生は、府下でも最先端くらいに充実しているのだそうだ。昨日の診察も無料。次からは3千円までは負担してもらえるとのこと。同じ府下でも自治体によっては、負担額が異なるのだそうだ。

またお約束になっているのだろうが、高齢出産者に対する説明として、出生前診断のことも聞かされた。先生は「個人の価値観」でもあるし、この診断によりポジティブとされた場合でも、それは100%ではないとのこと。またネガティブとされた場合でも同様で、生まれてみないとわからないことではあるという。正直な意見だと思った。この問題に関しては、かねてより診断は受けないことを決めていたので、そのように伝えた。

また日本で出産するか某国で出産するかは34週目を目処に決めえもらえば、それまでのカルテ等一式を出産予定病院に宛てて用意しておいてくれるとのこと。さすがに評判のよい病院らしく、何事も準備万端であった。そして戌の日にもらった腹帯を巻く講習会の案内もあったです。。マタニティ・ヨガとかも。出産費用はすばらしい金額であるが、それもほとんど出産一時金でまかなえる。また出産一時金は海外で出産した場合も、申請できるそうである。。住民票がきちんとあって、保険に加入している場合。。西欧や北欧などの医療制度と比べると、日本の制度は問題がありすぎだと思っていたのだが、某国などと比べるとほんとうに先進国。来月、某国へ出張するときにも、できるだけいろいろな病院などをあたって、リサーチしておこう。今まで診察を受けていた外国人病院を第一候補にはしているものの、この際だから某国における医療事情を詳細に調査しておいて、まさに正真正銘の参与観察をするということなのです。楽しみ。


29-07-2009 / Wednesday [長年日記]

_ そうめんと冷麦とどう違うのか知らないのだが、スーパーで安かったので冷麦購入。大雑把な味のそうめん?

昨日、某さんと一緒に食べたお昼のさんまマリネに中った模様で、胃のむかつきで七転八倒する。夜は眠れず。朝5時に起きてシャワーしてキウイ食べて一息つく。

講談社学術文庫の今月の新刊「イブン・ジュバイルの旅行記」。この本によれば、アレクサンドリアの街は、本当にすばらしいところだったようである。が、税関吏はいつの時代もボスの目をかすめて、あくどいことをやらかすようにできているようでもある。まだ全部読んでいないけど、なかなか面白い本。アレクサンダーはアラビア語では、イスカンダルなんですね。宇宙戦艦ヤマトはイスカンダルに行ったけれど、あれはアラブ系の惑星だったのだろうか。

そういえばわたしも年を取ってから、派手な色の服を着るようになったなー、と人の日記を読んで思わず肯いたり。派手というよりは、昔は着なかった色というのか。昨今はミンチン先生の妹みたいな服装を好んで着ている。


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