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  1. ね (07-16)
  2. ね (07-16)
  3. pyonpyon21 (07-16)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

12-08-2010 / Thursday [長年日記]

_ 「Lock, Stock and Two Smoking Barrels」、ガイ・リッチー。「Snatch!」がとても好きなので、これも観た。おもしろい!DVDを買いたいくらい。こういういろいろな伏線が同時に張り巡らされながら進行していく形式は、フロスト警部シリーズにも共通する。イギリス人はこういうややこしいのが好きなのかな。わたしも好きだ。

_ 某原稿、やっと提出。別の某原稿に取りかかる。

_ ところで全然知らなかったんだけど、凸凹大会館が閉館したそうな。辺鄙なところにあるし、施設そのものが老朽化していたけれど、わたしは結構好きだった。ここで缶詰になって原稿を書かされたこともあったし、いろいろな研究会もよく開催された。懐かしい場所のひとつ。とくにレストラン、いつ行っても満席ということはなく、おいてあるメニューもびっくりするくらいにオールド・ファッションだったが、好きだった。個人的にたいへんお世話になった前の総長先生が「好きだ」と新聞紙上でおっしゃったエビフライ、遂に永遠に食べる機会を逸してしまいました。残念。


11-08-2010 / Wednesday [長年日記]

_ 今朝の朝日新聞のウェブ版の記事で、「初恋についての探索的研究」(山口芸術短大)というのを読む。な〜んかかわいいなあ。夢があるというか、楽しそうな研究だね。紀要に掲載されているというので、ぜひ読んでみたい。小さい子は大きくなったらお菓子屋さんになるとか花屋さんになるとかかわいらしいものになりたがる。わたしは小説家になりたいと思っていたかわいくない子どもで、長じて好きなだけ何でも調べたことを書いていい職業についたが、さっぱりうまく書けなくなってしまっています。人生ってそんなものか。

_ 図書館で借りた『活きる』(原題:活着、余華、角川書店、2002年)。張芸謀が映画化したほうを先に見ていて、とても好きな映画だと思った。それで小説を読んでみようと思ったら、映画はかなり脚色してあることがわかった。しかし大筋の部分、家を破産させた裕福な家の放蕩息子が、中国が大きく変わっていく時代―国共内戦、大躍進、文化大革命―に農民として社会に放り出され、時代の波に流されつつも強くしなやかに生きていくという話。博打で大敗し、広大な土地家屋を賭博屋に借金のかたに取られてしまうが、数年後、土地解放の時代に、この賭博屋が捕えられてしまう。土地を手放したくなかったため、農民を恫喝したのである。その罪により、賭博屋は公開処刑されてしまう。刑場に運ばれる際、賭博屋は主人公を集まった見物人の中に見いだし、「お前の身代りに俺が死ぬんだ」と叫ぶ。主人公は、かわいそうに思いながらも安堵のため息を漏らす。裕福に育ったのに、文句も言わずしっかりとなすべきことをなし、子どもを育てていく妻がいる。家の状況をしっかりと理解し、働き者の孝行な子どもがいる。映画はいかにも映画的に小説のエッセンスを抽出していることがわかったけれど、映画も小説もどちらも好き。

_ いろいろ書類書いたり。


09-08-2010 / Monday [長年日記]

_ 夏祭りの太鼓を遠くに聞きながら、我が家で今、ひそかに進行中の韓流ドラマ大会に参加。「ホ・ジュン」という15世紀くらいの宮廷医のお話。シナリオもとてもよくできていて、毎回、飽きさせない。ちゃんとコミック・リリーフが登場するところも、シリアスなドラマが過度に辛気臭くならなくて、たいへんよろしい。そしてこの主役のホ・ジュンをしている俳優が、たいへん好ましいのである。有名な人ではないと思うんだけど、実にさわやかな好感度の高い人で、せっせとDVDを借りてきては、母とふたりではまっている。彼が医術を修業している医院の大先生には、息子がいる。この息子役の俳優がまた実にバタ臭い顔をしている。若林豪にそっくりなのだ。上背もあり、そのいつも何かに悩んでいるような暗い表情や、どうしても父親を追い越せないでいる現況(優秀な成績だったのに、過去の因縁のせいで、科挙に失敗したばかり)、ただひたむきに人の命を助けるために必死に医術を学ぼうとする主人公とのあまりの鮮やかな対比など、日本のドラマでも観たことのあるような既視感さえ漂うが、面白い。このハンサムなのに、いつも暗い表情の大先生の長男の役名が、ユ・ドジという。ドジでのろまなカメというフレーズがいつも頭の片隅に横断幕を掲げて登場するたびに、いやいやこれは役名なんだといいきかせながら、休日ライフを楽しみました。韓国のドラマの現代ものは、まーったくなにひとつ観たことがないのだが、時代劇は結構、面白いと思います。といっても、チャングムと女人天下くらいしか知らないのだけれど。

_ 保育園の着替え等々に名前の刺繍やらアップリケをしていたら、一日が終わった。着替えの短パンに、はらぺこあおむしの刺繍をして、丸い胴体に名前を刺繍して、自己満足に浸る。青い縁取りの白い鳩のアップリケとか、4本取りフレンチノットをたくさん付けたリンゴの木とか、細部に凝った刺繍をしてひとり悦に入る午後。ところが、ロンパースの左ひざなんて、はいはいによる摩擦を一番受けるところだし、そもそもはいはいのポーズだとまったく見えない部位。襟元の白い鳩なんて、よだれかけ(今日的にはスタイとかビブというそうです)の下に隠れてしまう。夏物の簡単ワンピースを早く作ってあげたい。

_ ナガサキの日だ。


07-08-2010 / Saturday [長年日記]

_ DVD「ヘアスプレー」と「ベティ・サイズモア」。前者、とにかく登場人物がみなキュート。主人公のニッキー・ブロンスキーの愛らしさとクイーンサイズなのに実に切れのよい踊りに魅了された。わたし、ま〜ったく踊れない人ですが、思わず、踊り出しそうになってしまうほどに素晴らしいリズム感に溢れた映画だった。なぜか母親役のジョン・トラボルタもかわいかった。後者、これまたブリジット・ジョーンズの表情が実に素晴らしい。BJのときが最高峰だと思っていたのだけど、こちらが彼女の真骨頂。そしてモーガン・フリーマン。かれはどの映画に出ていても、役名:モーガン・フリーマンなんだけど、この映画ではやはりかわいらしさが溢れ出ている。個人的には頭の皮を剥がされた上に殺されたベティの夫、「抱擁」のアーロンくんの髪型が素晴らしかった。コメンタリーによると、こういう性格の人物はこういう髪型なんだという強固な持論に従ったのだとか。とても元気が出る映画一本、ゴーイング・マイ・ウェイに夢見がちでもええやん?という映画一本観て、淡い高揚感に包まれた。

先週観たのは、「リトル・ミス・サンシャイン」「ライフ・イズ・ビューティフル」。コメント不要の素晴らしい映画。

_ 耳鼻科へ。なんとか両耳の炎症が引いた。あとはまだぐすぐすといわせている鼻水を止める薬をもう少し飲むだけ。一休さん、少々、不機嫌。病院のあと、氏子神社の周りの寺内町を歩き、池の畔で蓮の花を楽しんだ。シュークリームを買って帰宅。


06-08-2010 / Friday [長年日記]

_ 『ガラスのうさぎ』、『ふたりのイーダ』、『死んだ女の子』。みな女の子なんだなあ。

_ 早起きで勤行する一休さんに合わせて、4時には起床する。このところ、わたしがはまっている冬瓜となすびと甘長トウガラシの炊き合わせを作りつつ、お弁当を詰めた。出がけに一休さんが泣いたのでまた一緒に横になったりしているうちに、お弁当をかばんに入れるのを忘れてしまった。ショック。

_ 新しいカメラを買うのだが、大学生協や出入りの業者からの見積もりよりも、約1万3000円ほど、アマゾンで買うほうが安い。なので、迷っている。とりあえず自腹で買おうか。なんか不可思議。わたしはやはりフィルムで撮影するのが好きなので、デジタルの一眼レフには関心が薄く、今度買う予定のカメラは少々、マニアックなコンパクトデジタルカメラだ。ずっと京セラのCONTAX SL300RT*とCanonIXY800ISを使ってきた。が、(デジタル時代においては)もうかなり年代物で、それなりに不便もあるわけです(電池が消耗してきたとか、ほこりが取れないとかそういう類)。


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